日本大学理工学部

Step2

つかう時代の道路に求められること

交通システム工学科

わが国の道路ネットワークは、近年量的ストックは確実に充実し,「つくる」から「つかう」時代に移行しつつあるとも言われています。しかしながら、高速道路を補完・代替しながら全国や地域ブロックの拠点を連絡し広域ネットワークを形成する,高い旅行速度を有し高い移動機能(通行機能)を期待する一般道路、いわゆる幹線道路のストック量は十分ではありません。そのため、旅行速度別延長でみたときに上位から下位という階層間のなかでゆがみが生じているのが現状です。

そこで、この授業では幹線道路の旅行速度の現状と求められる旅行速度を示したうえで、その改善を図り効率的な移動に資する幹線道路ネットワークに再編するために必要な要件について、特に幹線道路が拠点間を連絡する道路ネットワークの骨格を構成することを念頭に説明・解説するものです。

新東名・東名清水連絡路

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下川 澄雄
下川 澄雄
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