日本大学理工学部

Step2

1999年4月20日のアメリカ

一般教育

「帝国」とまで呼ばれることもあるアメリカ合衆国(以下、アメリカ)をよく知ることは、21世紀に入りますます重要になってきたといえます。この授業ではアメリカの高校で起きたひとつの事件を手がかりに、アメリカがその国の成り立ちから持つ大きな特徴を考えてみたいと思います。
1999年4月20日とは、コロラド州リトルトンで全世界に衝撃をあたえたコロンバイン高校銃乱射事件が起きた日です。この事件を取り上げて、2003 年のアカデミー賞のドキュメンタリー賞を受賞したマイケル・ムーア監督の「ボウリング・フォー・コロンバイン」はアメリカの特徴を考える上で大いに示唆に富んでいます。

アメリカ独立宣言の前文を読むと、その特徴を生み出している考え方が示されています。それは「契約」という言葉にまとめられますが、日本に生まれ、育つと理解の難しい言葉といえます。

谷岡 朗
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