専攻イメージ

平成30年4月 博士前期課程・博士後期課程
学生募集停止

1992年4月に開設されたわが国初の「不動産」関連の大学院専攻です。
住宅問題、土地問題、交通問題、都市問題や環境問題など数々の社会問題は、直接・間接に「不動産(土地・建物その他の施設等)」にかかわっています。これらの問題の解決を図り、日本経済の活性化や国民の生活水準の向上を図るうえで、不動産の適正かつ有効な利用を実現することは極めて重要です。不動産に関連する既存の学問は、法学、経済学、商学、建築学、土木工学をはじめ極めて多岐にわたりますが、専門分化した単独の学問分野では不動産をめぐる諸問題を十分に理解するのは困難で、問題間の関連や全体像を学際的・総合的見地から捉えて解明する必要があります。そのため不動産科学では、自然科学系の学問と人文・社会科学系の学問が融合しあい、新しい学際的学問領域を形成することが望まれています。
不動産の開発・維持等に直接かかわる建設工学系の学問分野においても、狭義の建築工学的分野の域にとどまらず、経済的価値・社会的価値を取り入れて幅広い視野に立つ不動産のあり方を総合的に求める傾向は強まっており、本専攻は、このような学際的・総合的学問の創設を求めて、研究・教育の成果を上げることを目途としています。
したがって、本専攻では理工系教員に社会科学系の教員を加えて、不動産にかかわる環境創造、運用・評価、制度・政策に関する高度の専門的知識と総合的視野を有する研究者、さらにそれを実社会で適用する応用力を持った実務家、すなわち「工学、法律、経済にも明るい企画・経営・維持・管理に及ぶ総合力を持った指導的立場に立つ人材」の育成を目指しています。
本専攻の研究対象は、個別の不動産から街づくり、都市づくり、国土づくりに至る広範にわたります。
授業は不動産の適正利用・維持・管理、開発計画における企画・経営、行財政、国土・都市・街づくり、交通問題、防災問題、環境問題などの内容にわたる体系的なカリキュラムによって、不動産にかかわる理論と実践・実用のあり方について講義を中心に行っています。
また、修士論文作成に向けての指導は、大学院生がそれぞれ師事する専任教員と一体となって日々研究を進めるとともに、定期的に全専任教員と大学院生全員が一堂に会し、それぞれの大学院生の研究状況や内容の確認を発表形式で行い、それに対して適切な指導・示唆を与えるディスカッションの場を設けています。
理工学部からの主な進学者は、土木工学科、社会交通工学科、建築学科、海洋建築工学科であり、経済学部、法学部、商学部等の文系学部および他大学からの進学者、留学生や社会人にも門戸が開かれています。

教育研究上の目的

前期課程 不動産にかかわる環境創造、運用・評価、制度・政策に関する高度な専門知識とそれを実社会で適用する応用力を持ち、わが国の不動産科学の専門家として自立した指導的立場に立つ人材を養成する。
後期課程 社会基盤としての不動産に関する高度な専門知識と総合的な視野を有し、それを実社会で適用する応用力を持つ、わが国の不動産科学全般に関する豊かな学識と必要な能力を備えた研究者、実務家となる人材を養成する。
お問い合わせ先
TEL03-3259-0991
FAX03-3293-8253(事務室)
E-mail negami@arch.cst.nihon-u.ac.jp

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