概要


都市域から地方の農山漁村そして中山間地域にいたるまでの暮らしの空間、すなわち「まち」というフィールドは、道路や橋などの土木構造物をはじめ、住宅やビルディングなどの建築物、公園・広場などによって構成されています。これらはお互いに強い関連を持ちながらも、それらを支える学問分野は土木、建築、造園など、それぞれ独自の体系で構成されてきました。とくにわが国では、江戸時代以降、脈々と増え続けてきた人口に対応すべく多様な施設・空間が各地で整備されてきました。しかしながら、2000年代初頭を転換点として、わが国はこれまでにない人口減少社会に転じるとともに、超・少子高齢社会が進行し、若年層の大都市集中、それに伴う地方都市の人口および税収等の減少などを促し、かつての高度経済成長期に代表されるような右肩上がりの人口増加社会とは大きく異なる社会・地域構造が顕在化しはじめています。このため、今後の「まち」のあり方を考えていく上では、新たな地域・社会構造に対応した"縮小社会"の空間づくりを促進させる、新たな制度づくりや合意形成を得るための社会環境づくりが重要となり、これらが一体となった、まちづくりの哲学や手法が急速に必要とされています。
このような背景を踏まえ、土木系、建築系および造園系等の既存の知見を踏まえつつ、新たな時代に対応した都市・地域戦略によるまちづくりを実践していくための基本知識および技術力を習得するための学科として、2013年4月に日本大学理工学部において「まちづくり工学科」を開設したところですが、このまちづくり工学科の学問を基礎として、さらにまちづくり工学に資する高度な研究を推進し、まちづくり分野において指導的役割を果たし、国際的に活躍できる人材育成を実現する大学院として「まちづくり工学専攻」を開設しました。


専攻イメージ

教育研究上の目的

修士課程 土木工学・建築学・都市工学・造園学という既存の学問とともに、景観学・観光学・福祉工学・防災工学・環境学・情報学といった学際的学問を融合した教育・研究を推進することによって、まちづくり分野の指導的立場に立つとともに、国際的にも活躍できるような高度な専門的能力を有する技術者(まちづくりプランナー、まちづくりデザイナー、まちづくりプロデューサー)及び研究者を養成する。
お問い合わせ先
TEL03-3259-0531
FAX03-3293-0151
E-mail machi@town.cst.nihon-u.ac.jp

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