2016年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
科目名 | 卒業研究・設計 | ||
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設置学科 | 建築学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 中田・安達 他 | 履修期 | 年間 |
単位 | 6 | 曜日時限 | 土曜6 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C66M |
クラス | 建築,企画経営 |
概要
研究テーマ 及び研究領域 |
今後の縮退する社会においては、物事を白紙からつくるのではなく既にある既存のものを最大限活用し、過去・現在・未来を繋いでいくクリエイティブな発想が求められます。そこで、当研究室では今後の時代を見通す切り口として【既存計画】というキーワードを設定し、これからの社会に求められる建築や都市のあり方を研究します。 ここでの「既存」とは、建築・都市をとりまく様々な物理的・非物理的なコンテクストの事を意味します。これらの具体的かつ抽象的な「既存」をいかにして今まで以上に活用し,計画していくのかが問われているのです。建築計画や都市計画と同様に重要な計画分野として既存計画を位置付けていきます。 1.物理的コンテクストの活用に関する研究 新築はもとよりリノベーションやコンバージョンなどの既存ストックの賦活化,および温熱環境シミュレーションなど定量化の手法を用いて,建築・都市のスペックを次世代に向けて向上させる実践的な研究を行います。 2.非物理的コンテクストの活用に関する研究 ビルディングタイプやコミュニティの変化,不動産供給システムや制度設計の更新など,変容する社会的状況への洞察を通じ,現代における新しい建築・都市のあり方について探求していきます。 3.上記の各研究の連携,および設計提案 |
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学修到達目標 | 各自がテーマを設定し研究・設計を行なう。また、今後の社会を見通す力を会得する為の基礎知識を養うことを目標とする。 |
授業形態及び 授業方法 |
基本的に毎週一度ゼミを行う。ゼミでは個別指導の他にディスカッションの場を設け、知識の共有と伝える力のトレーニングを行う。ゲストによるレクチャーや見学会などのイベントも適宜開催する。 |
履修条件 | 建築へのモチベーションが高いこと。また、知識欲が高いこと。 |
その他
成績評価の方法 及び基準 |
ゼミにおける積極性、研究及び設計への取り組み方(プロセス)とその成果物(アウトプット)にて評価を行う。 |
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質問への対応 | 電話、メールにて適宜対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎5号館8階587A室古澤研究室 furusawa@arch.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 11:00 ~ 12:00
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学生への メッセージ |