2016年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科
設置情報
| 科目名 | 流れの力学Ⅱ | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | ものづくり・サイエンス総合学科 | 学年 | 2年 |
| 担当者 | 畠沢 政保 | 履修期 | 後期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜1 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | E31R |
| クラス | |||
概要
| 学修到達目標 | 流れの力学Ⅰで学んだ知識を基にして、流れの力学Ⅱでは粘性および圧力損失等、より実用的な例について講義する。流体の運動を伴う各種の設備および機器の設計にはこれらの知識が不可欠である。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
流れの力学Ⅰでは静水力学と粘性を無視した完全流体のエネルギーに関することについて学んだが、流れの力学Ⅱでは粘性を有する実在の流体が管路内を運動する際に生ずるエネルギー損失について学び、ついで、 管路内または物体周りの状態を一意的に定める相似則（レイノルズ数、フルード数）などについて学ぶ。また、流体中に置かれた物体に働く抗力についても、前述のレイノルズ数と関連して学ぶ。 |
| 履修条件 | 選択 |
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準備学習（予習・ 復習等）の内容 |
講義に先立ち、教科書に目を通し、関連する数学および物理の基礎をあらかじめ勉強することが望ましい。 |
授業計画
| 第1回 | 講義の概要および実施方法の説明 層流 （１）粘性 （２）粘度の定義 （３）粘度の単位 （４）動粘度の単位 （５）粘度の数値 |
|---|---|
| 第2回 | （６）円管内の層流 |
| 第3回 | （７）平行壁の間の層流 （８）球の層流抵抗 |
| 第4回 | 管内の乱流 ［１］相似則 （a）レイノルズ数 |
| 第5回 | 管内の乱流 （ｂ）フルード数 （ｃ）オイラー数 |
| 第6回 | 管内の乱流 ［２］乱流 （a）層流と乱流 |
| 第7回 | 管内の乱流 （ｂ）渦による運動量の変換作用と乱流せん断応力 |
| 第8回 | 平常試験と問題および解答の説明 |
| 第9回 | 管内の乱流 （ｃ）管内の乱流の摩擦応力 |
| 第10回 | 管内の乱流 ［３］滑らかな管と粗い管の摩擦係数 |
| 第11回 | 管内の乱流 ［４］円管内の流れの摩擦損失 |
| 第12回 | 管内の乱流 ［５］円管以外の断面を有する管路の流れ（動水半径） |
| 第13回 | 管内の乱流 ［６］一様でない流れ （a）断面積が急に広くなる場合 （ｂ）断面積が急に狭くなる場合 （ｃ）入口損失 （ｄ）広がり管 （e）曲がる流れ |
| 第14回 | 抗力 ［摩擦抗力］［圧力抗力］［抗力係数］（a）球、円板、その他回転体の抗力係数 （b）円柱と平板の抗力係数 |
| 第15回 | 理解度確認テストと問題および解答の説明 |
その他
| 教科書 |
池森亀鶴、黒瀬元雄、越智光昭 『改訂 水力学』 コロナ社 ２００４年
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|---|---|
| 参考書 | |
| 成績評価の方法 及び基準 |
講義への取り組み２０％、平常試験および理解度確認テストの評価８０％ 出席回数が総授業回数の５分の３(９回)に満たない場合は，履修放棄と取り扱い，学業成績を評価E(判断不可)とする． |
| 質問への対応 | 授業実施日（水） |
| 研究室又は 連絡先 |
短大講師室（9号館一階） |
| オフィスアワー |
水曜 船橋 12:10 ～ 13:20
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| 学生への メッセージ |
復習をしっかり行い、何事にも興味を持って欲しい。 |