2016年 大学院理工学研究科 シラバス - 不動産科学専攻
設置情報
科目名 | 不動産事業史 | ||
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設置学科 | 不動産科学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 髙嶋 修一 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | N22B |
クラス |
概要
学修到達目標 | 戦後高度成長期以降の日本を中心に、不動産業界の動向を学ぶとともに個別企業の動向をみていく。「不動産事業史」という固有の学問体系は今のところ存在せず、おもに建築史や都市計画史、あるいは社会経済史・経営史の立場から論じられることが多い。これらの成果に依拠しながら学習をすすめる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
テキストを使用して輪読を行う。テキスト理解が適切であるかどうかを確認するため、まず学生に要旨を報告してもらう。それに対して教員が適宜補足を行うとともに、周辺の事項について講義を行う。少人数であることが予想されるため、双方向的な授業で理解を深めてもらう。なお、学生の関心や理解度に応じて授業計画を修正する場合がある。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
指定されたテキストは必ず入手し、事前に読んでおくこと。 |
授業計画
第1回 | 不動産事業史の現状:不動産事業史に関する研究の現状や代表的な研究成果を紹介する。 |
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第2回 | 戦前および戦後復興期の不動産業と三井不動産 |
第3回 | 高度成長期の不動産業概観(1952-1973):不動産市場の拡大 |
第4回 | 高度成長期の不動産企業;オフィスビル |
第5回 | 高度成長期の不動産企業;住宅開発 |
第6回 | 高度成長期の不動産企業;工業用地建設 |
第7回 | 高度成長後の不動産業概観(1974-1991):土地神話・バブルと不動産業 |
第8回 | 高度成長後の不動産企業;オフィスビル |
第9回 | 高度成長後の不動産企業;住宅開発 |
第10回 | バブル期の不動産企業 |
第11回 | ポストバブル期の不動産業(1992-):バブル崩壊後の都市再開発 |
第12回 | ポストバブル期の不動産企業における経営再建 |
第13回 | ポストバブル期の不動産企業;都心部再開発 |
第14回 | ポストバブル期の不動産企業;不動産金融化 |
第15回 | まとめと理解度確認 |
その他
教科書 |
橘川武郎・粕谷誠編 『日本不動産業史』 名古屋大学出版会 2007年
三井不動産 『三井不動産七〇年史』 三井不動産 2012年
『日本不動産業史』は日本の不動産業史を一覧するのに便利な書物です。
『三井不動産七〇年史』は非売品のため講師が用意する。
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
森田貴子 『近代土地制度と不動産経営』 塙書房 2007年
高嶋修一 『都市近郊の耕地整理と地域社会』 日本経済評論社 2013年
初田香成 『都市の戦後』 東京大学出版会 2011年
個別テーマに関する最近の研究です。
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成績評価の方法 及び基準 |
授業中に行われる報告の内容、議論への積極性、期末のレポートを総合的に勘案して評価する。 |
質問への対応 | 授業後に適宜対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
stakashima@cc.aoyama.ac.jp |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |