2017年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
| 科目名 | 道路工学 | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 2年 |
| 担当者 | 下川・峯岸・森田 | 履修期 | 後期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜1 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | B11C |
| クラス | |||
| 学科ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
| 履修系統図 | エンジニアリングコースの系統図確認 マネジメントコースの系統図確認 | ||
概要
| 学修到達目標 | 本科目のカリキュラムの位置づけは、道路計画・道路設計に関する計画・設計技術について専門的な知識と演習を併用した実践的な適応技術を習得することです。 また、道路構造令に準拠した道路の基盤整備の具体的内容を習得する。 本科目は、学科の学習・教育到達目標A～I（「学生生活のしおり」p.1参照）のうち、D「専門応用学力」の達成に主体的に関与する重要な科目です。 |
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| 授業形態及び 授業方法 |
道路の計画や設計・管理を行なう場合の基礎的な知識について、基礎的な考え方、平面線形、縦断線形、横断構成、平面交差点、道路構造、道路付属施設および維持管理等の面から講義し関係を理解する。講義はパワーポイントと板書を用いて行い行う。 |
| 履修条件 | 選択、専門教育科目、両コース、社会基盤系群、道路工学演習と同時履修することが望ましい |
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準備学習（予習・ 復習等）の内容 |
テキスト「道路構造令の解説と運用」に基づいて、講義を進めるが、修学範囲が多岐にわたると共に講義展開が早いので、シラバスの毎週の「授業計画」の内容を確認し、テキストの該当箇所を一読し、不明な専門用語、各種基準等を事前に整理して授業に臨むこと。また、道路工学演習（旧科目：道路工学Ⅱ）と一体型で学習する科目であるので、演習問題に取り組む形で、授業内容を自ら復習すること。 |
授業計画
| 第1回 | 道路構造令の概要 （自己学習時間：予習45分、復習45分） |
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| 第2回 | 道路の機能 （自己学習時間：予習45分、復習45分） |
| 第3回 | 道路の区分と設計車両、設計速度、車線数 （自己学習時間：予習45分、復習45分） |
| 第4回 | 道路の交通容量と設計基準交通量 （自己学習時間：予習45分、復習45分） |
| 第5回 | 道路の横断面構成 （自己学習時間：予習45分、復習45分） |
| 第6回 | ラウンドアバウト （自己学習時間：予習45分、復習45分） |
| 第7回 | 幾何構造① 概説、車道の屈曲部、曲線半径、曲線長、片勾配、片勾配や拡幅等のすりつけ （自己学習時間：予習45分、復習45分） |
| 第8回 | 幾何構造② 緩和区間、クロソイド曲線、制動停止視距と追越視距、縦断勾配、登坂車線、縦断曲線、横断勾配、合成勾配、平面曲線と縦断曲線の組合わせ （自己学習時間：予習45分、復習45分） |
| 第9回 | 平面交差① 概説、計画設計の原則、交差点付近の幾何構造、横断構成 （自己学習時間：予習45分、復習45分） |
| 第10回 | 平面交差② 右折車線と左折車線、左折導流路の設計、導流島と導流路、横断歩道、停止線 （自己学習時間：予習45分、復習45分） |
| 第11回 | 道路構造 舗装および維持管理、付属施設等 （自己学習時間：予習45分、復習45分） |
| 第12回 | 道路標識 概説、種類、設置基準、設置場所等 （自己学習時間：予習45分、復習45分） |
| 第13回 | 道路環境対策および対策事例 （自己学習時間：予習45分、復習45分） |
| 第14回 | 復習およびまとめ （自己学習時間：予習45分、復習45分） |
| 第15回 | 平常試験とその解説 |
その他
| 教科書 |
社団法人 日本道路協会 『道路構造令の解説と運用』 丸善 2015年 第4版
(社)交通工学研究会 『改定 平面交差の計画と設計 基礎編』 (社)交通工学研究会 2007年 第3版
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| 参考書 |
(社)交通工学研究会 『道路交通技術必携』 建設物価調査会刊 2013年 第初版
(社)交通工学研究会 『道路交通技術必携演習問題集Ⅱ』 （株）丸善 2014年 第初版
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| 成績評価の方法 及び基準 |
・全体的な知識の理解度を定期試験でGPA制度の基準にしたがって合否および優劣を評価する。 ・出席が80％以下の場合は、原則として定期試験の採点対象としない。なお、正当な理由がある場合に限り、追加課題の提出により許可する。 |
| 質問への対応 | オフィスアワー時に研究室で対応する。 |
| 研究室又は 連絡先 |
下川：道路マネジメント研究室 7111室 shimokawa.sumio@nihon-u.ac.jp 峯岸：地盤工学研究室 717室 minegishi.kunio＠nihon-u.ac.jp |
| オフィスアワー |
月曜 船橋 12:30 ~ 13:00 下川
火曜 船橋 12:20 ~ 13:00 峯岸
火曜 船橋 12:30 ~ 13:00 下川
月曜 船橋 12:20 ~ 13:00 峯岸
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| 学生への メッセージ |
人が歩き、車が走る道。道には、出会いの場や憩いの場、まちのたたずまいや風景ともなる道。物理的な道以外にも心豊かにする道づくりがあります。わが国の道路（道）整備について、制度や基準等の工学的な視点を交えて理解を深めていきましょう。 |