2017年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
| 科目名 | 水理学 | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 2年 |
| 担当者 | 山本 忠幸 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜4 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | B34C |
| クラス | |||
| 学科ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
| 履修系統図 | エンジニアリングコースの系統図確認 マネジメントコースの系統図確認 | ||
概要
| 学修到達目標 | 水理学は主として水の静止状態、および動水に伴う諸現象や運動を対象とし、実験や現地調査を通して流れの特性を表す基礎方程式や物理法則を導くことを学修する。その結果、応用分野である「水工学」の実用的な諸問題に対応できる。 本科目は、交通システム工学科の学習・教育到達目標A～I（「学生生活のしおり」p.1参照）のうち、D「専門応用能力」の達成に主体的に関与する重要な科目です。また、C「専門基礎学力」の達成に補足的に関与する科目です。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
水理学が我々を取り巻く生活、環境、防災に深く関わっていることを理解し、毎時間提示する演習問題を多用することによって解決能力を養い、「水工学」に関する実用的な諸問題に対応できる技術的能力を高めることに力点をおく。 |
| 履修条件 | 基礎的な物理学、数学解析、特に力のつりあい、運動法則、落下運動、流体エネルギ－および微分・積分を履修していることが望ましい。 専門教育科目、両コース共通。 |
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準備学習（予習・ 復習等）の内容 |
指定教科書・配布資料を事前に予習し、講義のあったその日のうちに、重要事項について十分に復習することを推奨する。不明な点は直ちに授業終了時に質問をすることを希望する。 |
授業計画
| 第1回 | 水理学の内容と発展、力・単位・次元 自己学習時間：予習6０分、復習6０分 |
|---|---|
| 第2回 | 水の水理学的性質、静水圧（１） 自己学習時間：予習6０分、復習6０分 |
| 第3回 | 静水圧（２） 自己学習時間：予習6０分、復習6０分 |
| 第4回 | 相対的静止の水面形、浮体の安定 自己学習時間：予習6０分、復習6０分 |
| 第5回 | 流れの一般理論（１） 自己学習時間：予習6０分、復習6０分 |
| 第6回 | 流れの一般理論（２）、孔口および各種せきからの流出 自己学習時間：予習6０分、復習6０分 |
| 第7回 | 力・単位・次元、浮体の安定、静水圧，流れの一般理論、および孔口・各種せきからの流出の総括学習 自己学習時間：予習6０分、復習6０分 |
| 第8回 | 管水路流（１） 自己学習時間：予習6０分、復習6０分 |
| 第9回 | 管水路流（２） 自己学習時間：予習6０分、復習6０分 |
| 第10回 | 管水路流（３）、開水路流（１） 自己学習時間：予習6０分、復習6０分 |
| 第11回 | 開水路流（２） 自己学習時間：予習6０分、復習6０分 |
| 第12回 | 開水路流（３） 自己学習時間：予習6０分、復習6０分 |
| 第13回 | 管水路流、および開水路流の総括学習 自己学習時間：予習6０分、復習6０分 |
| 第14回 | 平常試験、試験解説 自己学習時間：予習6０分、復習6０分 |
| 第15回 | 試験解説、次元解析と相似則 自己学習時間：復習6０分 |
その他
| 教科書 |
小川元・山本忠幸 『「水理学」改訂増補版』 共立出版 2011年 第2版
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| 参考書 |
山本忠幸・峯岸邦夫・金光寿一 『「土木職公務員試験」過去問と攻略法』 共立出版 2013年 第1版
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| 成績評価の方法 及び基準 |
出席80％未満（授業回数15回中11回以下）の学生は採点対象としない。ただし、正当な理由による欠席の場合は、欠席時間に該当する課題提出により対応する。 成績評価は、演習課題による平常評価（20％）と平常試験（80%）で行う。 |
| 質問への対応 | 授業終了後に教室で質問を受ける。 |
| 研究室又は 連絡先 |
山本：ymhstar2718@jcom.zaq.ne.jp 伊東：ito.hideyuki@nihon-u.ac.jp |
| オフィスアワー | |
| 学生への メッセージ |
水理学は力学の知識や数式の誘導が多いため敬遠されがちな教科の一つである。基礎的な事項を重点においた授業に努めるので、予習・復習することに心がけ、不明な点は直ちに質問し積極的な受講を希望する。 |