2017年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
| 科目名 | 建設材料実験 | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 3年 |
| 担当者 | 鈴木・斉藤 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜3･4 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | B53H |
| クラス | |||
| 学科ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
| 履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
概要
| 学修到達目標 | 本科目のカリキュラム上の位置づけは，交通施設構造物の建設に多く用いられる鉄筋コンクリート構造における，コンクリート（フレッシュコンクリート・硬化コンクリート）とその材料となる骨材，および鉄筋についての物理的，力学的な特徴について，試験，解析，結果，考察を通じて基礎知識を習得することです。具体的にはコンクリートの工学的特性を把握するための規格・基準の理解とその手順を実験を通じて学習すると共に，実験の計画，遂行，結果をまとめる能力を養います。 この学習は，コンクリート構造物の新設のみならず，維持管理，補修・補強業務にも必要な知識を養うための基礎となります。 本科目は，交通システム工学科の学習・教育到達目標A～I（「学生生活のしおり」p.1参照）のうち，E「実験・実習・演習を通した計画的遂行能力」の達成に重要な科目です。 |
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| 授業形態及び 授業方法 |
この科目では，試験方法を習得するとともに，得られた測定データの解釈と工学的な適用法 について理解を深めるため，講義と実験を適宜交互に行います。 |
| 履修条件 | 専門教育科目：選択，系群共通科目，エンジニアリングコース 履修条件：建設材料Ⅰを履修していること。 |
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準備学習（予習・ 復習等）の内容 |
テキストを事前に良く読み，当日行われる実験内容を予習してくること。 なお，実験終了後には，レポート作成が必要となる。参考書や関連する講義内容を参考にしながら，実験担当教員の指示に従ってレポートを作成すること。 |
授業計画
| 第1回 | <講義と実験概要の説明＞「建設材料実験」で学ぶこと／スケジュール／成績評価について／レポートの構成／実験を受ける際の諸注意／実施実験項目について／建設材料（木材・石材・鋼材・コンクリート）の基礎知識など。 （自己学習時間：予習30分，復習30分） |
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| 第2回 | <配合設計（講義・演習）>配合設計について各自計算を行う。 （自己学習時間：予習30分，復習30分） |
| 第3回 | <ふるい分け試験・密度試験方法（講義）>ふるい分け試験・密度試験方法の知識とデータ解析方法を習得する。 （自己学習時間：予習30分，復習30分） |
| 第4回 | <ふるい分け試験・密度試験（実験）（１）>ふるい分け試験・密度試験を行う。 （自己学習時間：予習30分，復習30分） |
| 第5回 | <ふるい分け試験・密度試験（実験）（２）>ふるい分け試験・密度試験を行う。 （自己学習時間：予習30分，復習30分） |
| 第6回 | <練り混ぜ・スランプ試験・打設方法（講義）>練り混ぜ・スランプ試験・打設方法の知識とデータ解析方法を習得する。 （自己学習時間：予習30分，復習30分） |
| 第7回 | <練り混ぜ・スランプ試験・打設（実験）（１）>練り混ぜ・スランプ試験・打設を行う。 （自己学習時間：予習30分，復習30分） |
| 第8回 | <練り混ぜ・スランプ試験・打設（実験）（２）>練り混ぜ・スランプ試験・打設を行う。 （自己学習時間：予習30分，復習30分） |
| 第9回 | <鉄筋引張試験・コンクリートの圧縮試験方法（講義）>鉄筋引張試験・コンクリートの圧縮試験方法とデータ解析方法を習得する。 （自己学習時間：予習30分，復習30分） |
| 第10回 | <鉄筋引張試験（実験）>鉄筋引張試験を行う。 （自己学習時間：予習30分，復習30分） |
| 第11回 | <コンクリートの圧縮試験（実験）（１）>コンクリートの圧縮試験を行う。 （自己学習時間：予習30分，復習30分） |
| 第12回 | <コンクリートの圧縮試験（実験）（２）>コンクリートの圧縮試験を行う。 （自己学習時間：予習30分，復習30分） |
| 第13回 | <コンクリートの圧縮試験のデータ整理>コンクリートの圧縮試験のデータ解析を行う。 （自己学習時間：予習30分，復習30分） |
| 第14回 | <建設材料実験のまとめと補足（１）（講義・演習）>建設材料実験のまとめと補足を行う。 （自己学習時間：予習30分，復習30分） |
| 第15回 | <建設材料実験のまとめと補足（２）（講義・演習）>建設材料実験のまとめと補足を行う。 （自己学習時間：予習30分，復習30分） |
その他
| 教科書 |
土木学会 『土木材料実験指導書』 丸善出版 2015年 第改訂版
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| 参考書 |
戸川一夫 『建設材料』 森北出版 2012年 第2版
小谷昇，井田敏行，小平恵一 『図解 土木講座 「コンクリートの知識」』 技報堂 2003年 第五版
内山久雄，牧剛史，加藤佳孝，山口明伸 『ゼロから学ぶ土木の基本 「コンクリート」』 オーム社 2012年 第1版
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| 成績評価の方法 及び基準 |
・成績はレポートの評価結果を，ＧＰＡ制度の基準にしたがって合否および優劣の評価を行う。 ・正当な理由がなく講義および実験を欠席した場合およびレポート未提出の場合については評価の対象としない。 |
| 質問への対応 | オフィースアワー時に対応。 |
| 研究室又は 連絡先 |
研究室：構造デザイン研究室（船橋校舎7号館１階7110室） |
| オフィスアワー |
火曜 船橋 12:20 ~ 13:10 鈴木・齊藤
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| 学生への メッセージ |
適切な服装で実験を勤しむことを厳守してください。 本科目に望むにあたっては教科書，ノート，電卓，筆記用具（定規を含む）を常に持参すること。 |