2017年 理工学部 シラバス - 物理学科
設置情報
科目名 | 物理学スタディ・スキルズ | ||
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設置学科 | 物理学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 高橋・小松崎 他 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 月曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | M12A |
クラス | |||
学科ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 物理を学ぶ上で大変重要となる、微分方程式、ベクトル、複素数、級数展開、多変数関数について、講義および演習を通して自在に扱えるようにする。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義形式の基礎数学講義をクラス全体で行い、同内容の演習を少人数のグループに分かれて行う。これを概ね隔週で行って、授業の理解を深める。少人数のグループ分けや使用教室・担当教員については、第一回の授業で指示する。また中間試験、期末試験を行う。 |
履修条件 | 高校で学習する微積分やベクトルの知識が必要である。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容 |
(1)基礎数学講義では、シラバス記載の毎週の「授業計画」の内容をあらかじめ確認し、予習として教科書の次回講義予定の章をよく読んで、不明な専門用語は事前に調べ、質問事項を整理し、例題を解いてから授業に臨むこと。また講義後はその日のうちに基本公式などの重要事項について十分に復習すると共に、理解できなかった点を整理し、次回少人数演習時の質問を準備すること。講義で出題した例題は、解答を見ずに再度自分で解いてみること。 (2)少人数指導演習については、予習として教科書付録Aの演習問題の該当する部分を必ず全て解き、分からない箇所があればまとめて質問の準備をすること。復習としてその日のうちに、演習問題の間違った箇所をもう一度自分で解いてみること。またレポートが課された場合は、指定の期日までに提出すること。時間をおいて、授業で厚かった演習問題を、解答を見ずに再度自分で解いてみること。詳細は担当教員の指示に従うこと。 |
授業計画
第1回 | 基礎数学講義1「1階微分方程式」:微分方程式とは何か、また物理学におけるその利用について学ぶ |
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第2回 | 少人数演習1:基礎数学講義1の内容についての問題演習を行う |
第3回 | 基礎数学講義2「オイラーの公式」:複素数を扱う際に導入することで、展開など便利に表すことができる |
第4回 | 少人数演習2:基礎数学講義2の内容についての問題演習を行う |
第5回 | 基礎数学講義3「2階微分方程式(I)」:物理の基本問題としてよく扱われる、2階線形同次微分方程式までを学ぶ |
第6回 | 少人数演習3:基礎数学講義3の内容についての問題演習を行う |
第7回 | 軽井沢オリエンテーション(内容は未定) |
第8回 | 授業内試験(試験範囲、第1回から第6回)およびその解説 |
第9回 | 基礎数学講義4「2階微分方程式(II)」:2階線形非同次微分方程式までを学ぶ |
第10回 | 少人数演習4:基礎数学講義4の内容についての問題演習を行う |
第11回 | 基礎数学講義5「ベクトルの外積」:電磁気学などで2次元、3次元問題を考える際に必ず必要になる外積の計算方法を学ぶ |
第12回 | 少人数演習5:基礎数学講義5の内容についての問題演習を行う |
第13回 | 基礎数学講義6「多変数関数」:物理学では、複数の変数を考慮しなければならない問題が多く、その扱いを学ぶ |
第14回 | 少人数演習6:基礎数学講義6の内容についての問題演習を行う |
第15回 | 授業内試験(試験範囲は、第9回から第14回)およびその解説 |
その他
教科書 |
ガイダンス時に教科書を配布する
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参考書 |
教科書だけでは理解できない場合は教員に相談すること。各自で必要なら高校の教科書や参考書もよく復習すること。
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成績評価の方法 及び基準 |
演習の評価 30%、授業内試験(第7回)および(第15回) 70% |
質問への対応 | 各回の講義内容については、当日の担当者に直接質問すること。 授業全体に関する質問は,小松崎まで |
研究室又は 連絡先 |
小松崎 (船橋校舎6号館621A) |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:10 ~ 13:10 6号館621A
金曜 駿河台 12:10 ~ 13:10 4号館454A
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学生への メッセージ |
毎回遅刻することなく出席する。 基礎数学講義と少人数演習の教室はそれぞれ異なるので、特に注意すること。 CSTポータルや掲示板で連絡する場合もあるので注意すること。 |