2017年 大学院理工学研究科 シラバス - 海洋建築工学専攻
設置情報
科目名 | 防災工学特論 | ||
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設置学科 | 海洋建築工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 安達 洋 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | D21A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 地震災害を軽減するためには、既存建築物の耐震改修(補強)の促進が不可欠である。 この講義では、鉄筋コンクリート造建築物を対象に過去の地震による被害を概観し、 既存鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断法及び耐震改修技術の現状を学ぶことができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
日本建築防災協会の「既存鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準同解説」の内容を学び、 第1次診断から第3次診断までを例題を解きながら理解する。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
「鉄筋コンクリート構造」並びに「構造設計」の基礎知識があることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 1995年 兵庫南部地震の教訓:耐震診断・耐震改修を促進させることの必要性 |
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第2回 | 過去の鉄筋コンクリート造建物の地震被害と耐震関連基・規準の変遷 |
第3回 | 「既存鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準」の内容概説 |
第4回 | 耐震診断基準 : 総則・定義 |
第5回 | 耐震診断基準 : 建物の調査・予備・1次・2次・精密調査の内容 |
第6回 | 耐震診断基準 : 構造耐震指標(Is) 一般 |
第7回 | 耐震診断基準 : 第1次診断法の流れ(課題I説明) |
第8回 | 耐震診断基準 : 1999年 台湾集集地震の被害例と診断法の関係 |
第9回 | 耐震診断基準 : 保有性能基本指標 E0 |
第10回 | 耐震診断基準 : 強度指標 C 1次・2次 |
第11回 | 耐震診断基準 : 強度指標 C 3次 |
第12回 | 耐震診断基準 : 靭性指標 F |
第13回 | 耐震診断基準 : 形状指標 SD |
第14回 | 耐震診断基準 : 経年指標 T |
第15回 | 耐震診断基準 : 耐震性の判定(課題II説明) |
その他
教科書 |
(財)日本建築防災協会 『既存鉄筋コンクリート造建築物の耐震診断基準同解説』
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
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成績評価の方法 及び基準 |
2つの課題の内容により評価する。 |
質問への対応 | 研究室にて、随時質問に対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
海洋建築工学科 北嶋研究室 13号館6階1361A室 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
東海、東南海、南海地震など、大地震発生が危惧されている。この講義で、地震に対する心構え、建物の地震防災対策を是非身につけて欲しい。 |