2017年 大学院理工学研究科 シラバス - まちづくり工学専攻
設置情報
科目名 | 都市・地域解析特論 | ||
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設置学科 | まちづくり工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 大沢・小木曽 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | E43A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 国土・地域・都市に関連する計画を立案する上で基本となる客観的根拠からのアプローチについて学び、そして関連する統計を実際について、過去を踏まえ、そして国土・地域・都市に現在を考え、未来のあり方について解説する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義形式にて解説するが、統計データを用いて各自作業を行いその成果を発表しその場で討議するという方式で進める。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
選択(受け身ではなく、自ら計画を立案する技術者として、講義で示された統計データ等を踏まえ、自分で課題を設定し復習を行うことが重要である) なお、演習時にはノート型パソコンを持参することが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 講義の進め方の解説と意見交換 国土・地域・都市とは何か、改めて考える 客観的根拠からのアプローチと問題意識からのアプローチの重要性 都市と交通の相互連携の必要性と可能性 (まちづくり技術者が対象とする分野、まちづくり技術者が求められる役割を再考する) |
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第2回 | 我が国の近代都市計画150年をレビューする (過去を解析する能力を育む) |
第3回 | 都市空間形成プロセスを再考する(1) (過去を踏まえ現在を解析する能力を育む) |
第4回 | 都市空間形成プロセスを再考する(2) (過去を踏まえ現在を解析する能力を育む) |
第5回 | 都市・地域に関する計画体系とそれを支えるデータ (現在を解析する能力を育む) 指定統計(国勢調査)、都市計画基礎調査、パーソントリップ調査 |
第6回 | 国勢調査から現在の国土を解析する 講義+演習(データを分析し課題を設定する) |
第7回 | 国勢調査から現在の都市を解析する 自ら設定した課題に対する発表 |
第8回 | 都市計画基礎調査から現在の東京を解析する 講義+演習 |
第9回 | 地価から都市を解析する (地価公示、地価調査) 講義+演習(データを分析し課題を設定する) |
第10回 | 地価から都市を解析する (地価公示、地価調査) 自ら設定した課題に対する発表 |
第11回 | パーソントリップ調査から人の動きを解析する (全国PTと都市圏PT) 講義+演習(データを分析し課題を設定する) |
第12回 | パーソントリップ調査から人の動きを解析する (全国PTと都市圏PT) 自ら設定した課題に対する発表 |
第13回 | 物資流動調査から物の動きを解析する 講義+演習(データを分析し課題を設定する) |
第14回 | 物資流動調査から物の動きを解析する 自ら設定した課題に対する発表 |
第15回 | データ解析から未来を予測する |
その他
教科書 |
なし(必要な資料は配布する)
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
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成績評価の方法 及び基準 |
講義中の演習(30%)及び発表レポート(70%)にて総合的に評価する。 |
質問への対応 | 講義終了後またはメールにて対応する |
研究室又は 連絡先 |
大沢:お茶の水校舎7階C303室 e-mail moosawa@civil.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
木曜 駿河台 12:20 ~ 13:20 大沢(研究室C703)
土曜 駿河台 16:40 ~ 17:40 大沢(研究室C703)
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学生への メッセージ |
実務の世界でまちを考える上で、客観的根拠からのアプローチと問題意識からのアプローチの2つが最も大切です。この講義では、客観的根拠からのアプローチについて学びます。データからまちをあらためて考えてみましょう。 |