2017年 大学院理工学研究科 シラバス - 機械工学専攻
設置情報
科目名 |
塑性力学特論Ⅱ
DynamicPlasticity
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設置学科 | 機械工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 西村 哲 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | F54B |
クラス |
概要
学修到達目標 | 弾性体に対する動的な問題は振動解析をはじめとして種々行われているが、塑性問題に関してはあまり多くは行われていない。そこで本講義では、動的な荷重が加わる梁の塑性変形について学んでいく。この授業を通して現象を論理的に解釈する能力が育まれることを目指している。 |
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授業形態及び 授業方法 |
輪講形式で授業を進める。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
基礎力学 材料力学 弾性学が一応理解できること |
授業計画
第1回 | ガイダンス:受講の心構え、授業の進め方、本講義の背景(塑性関節) |
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第2回 | 力学モデルの設定:構造モデルと基礎式(剛塑性片持ち梁の応答) |
第3回 | Step Loading の変形の特徴(Moderate Dynamic Load) |
第4回 | Step Loading の変形の特徴(Intense Dynamic Load) |
第5回 | Rectangular Pulse Loading |
第6回 | 変形形状、エネルギ逸散 |
第7回 | 塑性関節の移動条件 |
第8回 | 一般的な負荷が作用する場合の考え方、 |
第9回 | 応用例:Linearly Decaying Pulse,等価パルスの考え方 |
第10回 | 先端に衝撃荷重を受ける片持ち梁の塑性変形 |
第11回 | 梁内部の加速度および内力、変形形状 |
第12回 | 近似解放の検討 |
第13回 | 課題の解説および課題の提示 |
第14回 | 課題の中間チェック |
第15回 | 課題提出審査 |
その他
教科書 |
必要なプリントを配布する
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
W.J.Stronge & T.X.Yu, Dynamic Model for Structural Plasticity, Springer-Verlarg, 1995, 2 edition
O.C.Zienkiewice, The finite element method, McGraw-Hill Book Company, 1977, 3 edition
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成績評価の方法 及び基準 |
輪講に対する貢献度(50%)、および最終課題(50%)として総合評価する。 |
質問への対応 | 研究室で随時受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
授業中に指示する。 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
塑性力学、運動学を論理的に理解する能力を深めてほしい。 |