2017年 大学院理工学研究科 シラバス - 物質応用化学専攻
設置情報
科目名 | 資源天然物化学特論 | ||
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設置学科 | 物質応用化学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 浮谷 基彦 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | L43A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 天然有機化合物の種類に応じて,適切な単離スキームを描くことが出来る.また,天然化合物の化学構造を,スペクトルデータを用いて,論理的に説明することが出来る. |
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授業形態及び 授業方法 |
板書等による講義に加え,適宜,演習を行う. |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
化合物命名・スペクトル法については,有機化学(マクマリー)の命名法を復習しておく.化合物の単離,化学構造については,資源天然物化学(秋久 ほか)の関連する箇所を読んでおく. |
授業計画
第1回 | 講義内容および成績評価方法の説明 |
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第2回 | 化合物命名法 「有機化学(マクマリー)上・中」の命名法を事前に読んで授業に臨む事. |
第3回 | ステロイド・テルペノイドの分類・構造 「資源天然物化学」のステロイド・テルペンに関するページを読んで授業に臨む事. |
第4回 | 芳香族化合物の分類・構造 「資源天然物化学」の芳香族化合物(フラボノイド,フェニルプロパノイド)に関するページを読んで授業に臨む事. |
第5回 | アルカロイドの分類・構造 「資源天然物化学」のアルカロイド,アミノ酸に関するページを読んで授業に臨む事. |
第6回 | 天然物の単離方法(I):抽出,溶剤分別 「資源天然物化学」の単離方法に関するページを読んで授業に臨む事. |
第7回 | 天然物の単離方法(II):クロマトグラフィー 「資源天然物化学」の単離方法に関するページを読んで授業に臨む事. |
第8回 | 天然物の同定・構造決定方法(I):MS, IR 「有機化学」および「資源天然物化学」のスペクトル法(MSおよびIR)に関するページを読んで授業に臨む事. |
第9回 | 天然物の同定・構造決定方法(II):1D-NMR 「有機化学」および「資源天然物化学」のスペクトル法(NMR)に関するページを読んで授業に臨む事. |
第10回 | 天然物の同定・構造決定方法(III):2D-NMR 「有機化学」および「資源天然物化学」のスペクトル法(NMR)に関するページを読んで授業に臨む事. |
第11回 | 天然物に関連した論文の紹介(I):ステロイドに関する論文 事前に配布するステロイドの論文を読んで,授業に臨む事. |
第12回 | 天然物に関連した論文の紹介(II):テルペノイドに関する論文 事前に配布するテルペノイドの論文を読んで,授業に臨む事. |
第13回 | 天然物に関連した論文の紹介(III):フラボノイドに関する論文 事前に配布するフラボノイドの論文を読んで,授業に臨む事. |
第14回 | 講義のまとめ・課題 |
第15回 | 課題提出・解説 |
その他
教科書 | |
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
秋久俊博 ほか 『資源天然物化学』 共立出版(株) 2002年 第1版
John McMurry(著) 伊東ら(訳) 『有機化学 上・中』 東京化学同人 2013年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
演習および課題提出物の内容で評価する |
質問への対応 | 講義終了後,またはオフィスアワー |
研究室又は 連絡先 |
生物資源化学研究室 (210室,ukiya.motohiko@nihon-u.ac.jp) |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 18:20 ~ 19:20
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学生への メッセージ |