2017年 大学院理工学研究科 シラバス - 物質応用化学専攻
設置情報
科目名 | 無機化学特論Ⅱ | ||
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設置学科 | 物質応用化学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 松本 泰治 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜5・6 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | L45A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 粉体及び粉体を構成する粒子の物性及び製造方法を理解し,将来あらゆるニーズに応えられるような思考を形成できるようになる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
パワーポイントと板書を併用し講義を行い、必要に応じてプリントを配布する。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
学部レベルの無機化学と物理化学を理解していること。 授業終了時に次回の内容について解説するので,対象の項目を参考書等で調べておくこと。 |
授業計画
第1回 | 粉体工学概論 |
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第2回 | 粒子の基礎物性(1)粒子径、形態 |
第3回 | 粒子の基礎物性(2)粒子径分布 |
第4回 | 粒子の基礎物性(3)粒子間相互作用、表面電荷 |
第5回 | 粒子の基礎物性(4)比表面積、細孔径分布 |
第6回 | 粒子の基礎物性(5)粒子形態観察 |
第7回 | 粉体の製造法(1)ブレーク・ダウン法、粉砕機構 |
第8回 | 粉体の製造法(2)粉砕装置 |
第9回 | 粉体の製造法(3)ビルド・アップ法、核生成、結晶成長 |
第10回 | 粉体の製造法(4)気相合成、液相合成 |
第11回 | 粉体の応用例(1)ゼオライト |
第12回 | 粉体の運動特性・動的挙動 (粉体の流動性、分離・分級、凝集性) |
第13回 | 粉体の応用例(2)ダイヤモンド、研磨材 |
第14回 | 粉体の成形と焼結 |
第15回 | 総括 |
その他
教科書 | |
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
日高重助、神谷秀博「基礎粉体工学」日刊工業新聞 2014年
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成績評価の方法 及び基準 |
講義中に複数回出題する課題に対するレポートで評価する。 |
質問への対応 | 毎回講義終了後、質問等に対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
栃木県産業技術センター matsumotot04@pref.tochigi.lg.jp |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
無機材料を中心として、粒子の基礎物性、粉体の製造法、粉体の基礎物性に加えて、産業上の実例や最新研究のトピックスも交えて講義する。 |