2017年 大学院理工学研究科 シラバス - 物理学専攻
設置情報
科目名 | 科学史特論Ⅱ | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 物理学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 雨宮 高久 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | M23D |
クラス |
概要
学修到達目標 | 「科学史特論Ⅰ」に引き続き、エネルギーの科学史および量子力学・素粒子、物性・低温、核分裂・核融合の各分野に関する科学史を概観し、「物理学」に関する広い視野を構築することを目的とする。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
配布資料および板書による講義形式。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
物理学(特に必修教科である力学、物理数学、電磁気学、量子力学、統計物理学)に関する基礎知識。「科学史特論Ⅰ」での学習内容。 |
授業計画
第1回 | ガイダンスとエネルギー論 |
---|---|
第2回 | エネルギーの科学史1 エネルギー前史/活力論争 |
第3回 | エネルギーの科学史2 蒸気機関の熱力学理論/電池の開発 |
第4回 | エネルギーの科学史3 エネルギー保存則/原子核エネルギー/原子力の軍事利用 |
第5回 | 量子力学と素粒子論の歴史 |
第6回 | 物性物理学史1 X線と電子 |
第7回 | 中間試験とその解説 |
第8回 | 核分裂研究の歴史1 原子力の平和利用 |
第9回 | 核分裂研究の歴史2 日本での原爆研究 |
第10回 | 日本における原子力黎明期の社会史 |
第11回 | 核融合研究黎明期の歴史1 |
第12回 | 核融合研究黎明期の歴史2 |
第13回 | 核融合研究黎明期の歴史3 |
第14回 | 物性物理学史2 低温物理学の歴史 |
第15回 | 講義のまとめと物理学科の歴史、期末レポートの作成とその解説 |
その他
教科書 |
特に指定しない。講義内容に関しては、配布資料を参照のこと。
|
---|---|
参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
講義中に紹介する。
|
成績評価の方法 及び基準 |
毎週の小レポート課題(その回の講義内容に関する内容)20%、中間試験(第8回)40%、期末レポート40%で評価する。 |
質問への対応 | 講義後に対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
お茶の水校舎C1002研究室 メールアドレスは講義中に指示する。 |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 15:00 ~ 16:00
|
学生への メッセージ |
講義資料は毎回の講義の際に配布する。また、講義内容は受講者の状況を見て、適宜変更する可能性がある。 |