各学科のプログラム
海洋建築工学科
ウォーターフロントから海洋空間まで、
環境をデザインするための実践力を養成
建築工学の基礎力を養成し、その技術やセンスを陸・沿岸・海洋の場を選ばずに応用する方法を学部と大学院を強く連携させて教育する学科です。建築分野の新たなシーズを提供します。
- 【会 場】
- 船橋キャパス14号館 2階1424教室
ミニ講義
- ミニ講義A(両日)
- 「海洋建築に携わる私たちのやるべきこと!」
- | 教授 小林直明 | 時間 11:50~12:20
東日本大震災から8年が過ぎた今、いまだに避難生活を続けている住民が5.1万人、東北地方からの人口流失が30万人います。津波対応や沿岸の街づくりは建築だけでは絶対に成り立たず、必ず土木が必要です。その接点に立つのが両方を知り得る海洋建築です。皆さんは将来、この学科で学んだ知識を生かし、建築と土木の融合に尽力してください。海と共存する街づくりに貢献できるはずです。これらのことを、実務経験を踏まえながらわかりやすく講義します。
- ミニ講義B(両日)
- 「建築で“海”に新たなる未来空間をデザインする」
- | 准教授 恵藤浩朗 | 時間 13:20~13:50
日本には国土面積の10倍を超える海洋空間があり、そこには食糧、再生可能エネルギー、希少金属など豊富な資源が眠っていることをご存じですか? そうした海洋空間を利用したプロジェクトは国内外問わず幾つも計画され、実現もしています。この講義では、海に浮かぶ建築物で新たなる未来空間を創出する事例(海上都市、エネルギー生産施設、海洋資源開発拠点、広域防災フロートなど)を紹介するとともに、浮体構造物の形式や特徴について解説します。
学科紹介プログラム
- 海建を楽しもう! KAIKEN体験ツアー
- 【14号館5階1455・1456教室】
地震に強い建築物をつくるための実物大建築モデルをゆらす大型構造物試験棟、〈波のでるプール〉の水槽実験室、〈海の氷の模型〉の氷点下の氷海実験室、これらの実験施設を海建の学生とともに見学・体験しよう! 展示教室では設計製図模型、建築コンペ入賞作品やその他の実験デモを公開します。