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- 教えて先輩 交通システム工学科 4年 太田 耕介
教えてセンパ~イッ!!
交通システム工学科は
どのようなカリキュラムに
なっていますか?
1年生は専門科目を学ぶうえでの基礎を構築するために「微分・積分」「物理学」「英語」などを幅広く学びます。専門的な講義は2年生から始まります。具体的には、交通渋滞ができる原理やその渋滞をどうやって解消するかといった内容ですね。入学直後は、いきなり交通のことに関して学ぶわけではないのだなと少し寂しく思ったこともありましたが、今振り返ると1年生のときに基礎をしっかりと築けたことが、その後の2~4年を支えているということが良くわかります。入学前は不安もありましたが、しっかりと専門性が身につき、進路も明確になりました。
現在はどういったことを
研究していますか?
今は路面の「止マレ」などの案内サインの研究をしています。設置、移動が簡単にできるシールタイプのものが増えてきているので、それをオリンピックなどの非日常的なイベント時に活用して人の流れをスムーズにできるかといった研究ですね。今現在は路面に関する案内サインの基準というものが全く設けられていない状態なので、最終的にその基準もつくることができればと考えています。卒業後は大学院に進学して、東急電鉄の渋谷駅を舞台に、案内サインの研究をさせていただく予定です。東急電鉄の方と協力して、人の役に立つような良いものができればなと思っています。
学科の自慢できるところはなんですか?
「先生と学生の距離が近い」ということが一番の自慢です。私たちの学科は他の学科に比べて人数が120人ほどと少ないのですが、先生の数は多いことが特徴です。先生1人に対して生徒10人ぐらいの割合でしょうか。当学科は先生もしっかりと学生の名前を覚えてくださるので、コミュニケーションを図りやすいですね。ゼミへの参加や研究の際には、たいへんお世話になりました。
また「先輩方と一生モノのつながり」を築けることも魅力のひとつです。卒業して就職した後も、学校に来てご飯に誘ってくださったり、就職に対してのアドバイスをくださったり。本当に良くしてもらっています。