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- 教えて先輩 物質応用化学科 4年 市川 彩乃
教えてセンパ~イッ!!
物質応用化学科を
選んだ理由を教えてください。
化学を通じて、薬や化粧品、食品など生活に身近なものを研究したいと思ったからです。薬学部や生物資源科学部などとも迷いましたが、理学と工学のどちらも学べるということが物質応用化学科の利点だと思って選びました。
実際に4年間学んできて感じたことは、授業で習ったことが今後の生活に活かせる一生モノの知識になるということです。普段の生活も見え方が変わってきますし、幅広い分野に興味がある人にはうってつけの学科です。
実験は基本的にグループで行うため、沢山の人と関わることができて、コミュニケーション能力も身につきますよ。
物質応用化学科の特徴は
どんなところですか?
学べる分野が多岐にわたっているところですね。例えば「生活の向上」「地球環境保護」や「資源」「食品」などのテーマを化学という観点から研究できます。
自分の意志さえあれば、将来何にだってなることができると思いますよ。実際、就職先も化学工業分野だけではなく、食品や化粧品などの幅広い分野に進んでいる人もいるようです。
また理系は男子が多いというイメージが強いかもしれませんが、女子も多く、明るい雰囲気で溶け込みやすいことも特徴のひとつです。それは研究室にも共通して言えるかもしれませんね。私が所属している研究室は、まさにそんな雰囲気なのでとても楽しいです!
卒業後の進路は決まっていますか?
私は薬に関わる仕事がしたいという想いがかなって、製薬分野に就職することができました。CROという、製薬会社が新薬を開発するために、医療機関に依頼をして治験を行うことを支援する機関があるんです。そこで治験が正しく行われているかチェックする仕事に就きます。薬に関われることが一番の決め手ですが、せっかく理系に進んで、たくさんの勉強量をこなしてきたので、理系の学科で頑張った甲斐のある仕事をしたかったんですね。また、業界的に女性が多いので働きやすいこともこの仕事を選んだ決め手でした。やっぱり無理なのかなと思ったこともありましたが、諦めなくて良かったです。