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活躍する卒業生




UNWTO 雪と文化の世界観光会議
国土交通省へ入省後、地方整備局の直轄事務所や地方自治体において道路行政に従事したのち、現在は国土交通省の外局である観光庁に所属しています。観光は成長戦略の柱であるとの認識のもと、観光先進国の実現に向けて、地方に存在する豊富な観光資源の磨き上げや新たな魅力の発掘など、世界が訪れたくなる観光地域づくりの推進を担当しています。特に冬季の観光振興に向けて、他の省庁や民間団体とも連携した取組や国連の世界観光会議(UNWTO 雪と文化の世界観光会議)での議論など、世界を相手に幅広く仕事をしています。理工学部に入るきっかけとなったのは、オープンキャンパスでした。そこで、恩師ともいえる先生に出会いました。日本の都市計画の権威でした。「現在という視点だけでは街をつくることはできない。今後何十年という視点で考えなくてはいけない」。その言葉が理工学部への入学を決めた大きな理由の一つでした。
研究室では、都内を歩き回る「まち歩き」を通して、現在の土地利用の状況を肌で感じるとともに、過去の都市計画の状況や土地利用の変遷を取り巻く影響要因の検討などを経て初めて判明することの多さに気づき、幅広い視点で日本を考えることの重要性を学びました。
理工学部のオープンキャンパスに是非行ってみてください。他の大学では得ることのできないチャンスと巡り合うことができるかもしれません。
(取材 2018.3)