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- 教えて先輩 精密機械工学科 4年 佐々木 拓郎
教えてセンパ~イッ!!






なぜ精密機械工学科を
選んだのですか?
中学生の頃から好きだったSFアニメに登場する、宇宙エレベーターの研究をしたいと考えてこの学科を選びました。入学後は、マイクロロボットの研究を行っています。1センチ以下の小さなロボットなのですが、AIも搭載しています。歩くスピードの調整や、障害物を感知したら方向転換できるようにするのが今のミッションです。地道な計算が必要なのですが、1~3年生の間に物理と数学の知識をたっぷり身につけたことが役立っています。将来的には小さなカメラを搭載したマイクロロボットを人体の中に入れて、医療行為を助けるようなことも研究できたら良いですね。




精密機械工学科の
良いところはどこですか?
サポートがしっかりしているところです。例えば物理に関してわからないことがあれば、図書館にあるパワーアップセンターで基礎講座や個別指導を受けることもできます。自分から動けば、様々な助けを得られるし、可能性を広げていけると思います。僕は自主的に未来博士工房という自分の好きな研究に取り組めるプロジェクトに参加し、2年生まで宇宙エレベーターの研究をしていました。精密機械工学の分野で将来活躍したいなら、「なんでも屋になることが大切」と教わったこともあり、機械の設計からアナログ、デジタル回路の研究まで幅広くチャレンジすることを心がけています。




受験生にメッセージをお願いします
実は僕、高校時代は成績があまり良くなかったのです。学年でも成績は下の方から数えた方が早いくらいで。でも、大学に来てからは心から「好き」「楽しい」と思える授業が多くて、全く眠くなりません(笑)。それに、入学してからは同じ興味を持つ友人や、高校時代からプログラミングを学んでいるすごい同級生などに出会えて、日々、良い刺激を受けています。そのおかげか、大学では成績も上がって来ました。なので、これから進路を選ぶ高校生には、「今の成績に縛られ過ぎず、自分が本当にやりたいこと、興味を持てそうなことを選んで欲しい」と思います。きっと楽しい4年間が待っていると思いますよ!