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- 教えて先輩 物質応用化学科 4年 佐々木 慶
教えてセンパ~イッ!!






物質応用化学科の
良いところを教えてください
カリキュラムが段階的になっていて、理解しやすいところです。1年生の時に「基礎有機」「基礎無機」「基礎物理」「基礎生命」という4つの化学分野の基礎を学びます。2年生以降にそれぞれの分野を掘り下げて学んでいくのですが、新しいことを学ぶ前に、一つ前の段階で学んだ内容をおさらいしてくれます。なので、定着も理解もしやすかったです。入学時、私にはほとんど化学の知識がありませんでした。しかし現在は、遊びに出かけている時でさえ「これ、○○の構造と似てるね」と、物質に例えてしまうほど知識が定着しています。




1番忙しかった時期は
いつですか?
3年生の前期ですね。必修で「有機」「無機」「生命」「物理」の4つの分野、それぞれ100点満点で60点以上取らないと不合格、留年が決まるというテストがあります。このテストとレポートの提出日が重なっていたので、テストの前置きの予習問題を解いたり、レポートを書いたりと本当に大変でした。なので、私は「何時~何時まではこの教科のこの範囲だけ勉強する」というように、1時間単位または15分単位で1週間のスケジュールを立てて、実際に行ったことに赤線を引き、出来なかったことに×をつけていました。自分が何をやるべきなのかを明確にすることが、忙しい時は特に大切だと思います。




卒業後の進路を教えてください
建築塗料・建築仕上材の総合メーカーであるエスケー化研株式会社に就職が決まりました。もともと物質応用化学科を選んだ理由が、身の回りにある化学製品に含まれる成分を学び、自らの手で安全な商品を世に出していきたいというものでした。建物は多くの人々が常に存在している場所。この学科で学んできた知識を活用して、大勢の人々に喜んで使ってもらえるような、安全性の高い新しい商品を作っていきたいと思っています。