教えてセンパ~イッ!!
機械工学科を
目指したきっかけは何ですか?
日本を支える主要産業の一つである機械産業、その一端を担うような人間になりたいと思っていたため、かねてから機械工学に興味を持っていました。日大理工学部を知った理由は、兄が機械工学科の卒業生だったからです。その影響でオープンキャンパスに足を運んだ際、機械工学科に所属する女性の先輩にお話を伺う機会がありました。その方から「将来の夢は、女性エンジニアとして活躍すること。戦車を作りたいのだ」という言葉を聞き、女性が機械エンジニアを目指すというのは、すごくカッコイイ!私もそうなりたい!と思ったことが、この学科を目指したきっかけです。
印象に残っている
授業はありますか?
1年時に作業着を着て、機械加工を行う授業はとても印象的でした。溶接加工や鋳造加工、電子回路組立など社会に出た際に行うであろう内容を先取りして学べたのは、楽しかったですし役に立つなと思いました。あと2年時に1年かけて自分が設定した用途に合わせた減速機を設計、製図する授業は、学生生活の中で1番印象に残っています。私は回転寿司レーンのコンベアに使用する減速機を製図したのですが、計算して図面描いてを何度も繰り返しましたね。製図は手描きなので、発想が広がるのですが、広げすぎて失敗することも(笑)お正月も友達と集まって製図、成人式後も製図と、なかなか大変でしたが、そのおかげでメンタルはとても鍛えられました!
卒業後の進路を教えてください。
私は農業機械メーカーの株式会社クボタに就職が決まりました。日本は気候的にも文化的にも恵まれ、インフラ環境も整っている国です。しかし世界に目を向けると地域によって、気候が厳しかったり、インフラ環境が十分に整っていなかったりする国が数多く存在しています。そのような現状を解決する、地域ごとの風土に適した農業機械を設計したいと考えていたので、世界トップシェアを誇るクボタに就職が決まり、とても嬉しく思っています。学科で学んだモノづくりの様々なノウハウを活かして、ゆくゆくは世界の農業を発展させ、食糧環境の改善にも貢献する機械を設計出来る、女性エンジニアとして活躍したいです!