日本大学理工学部

Step2

自転車の安全で安心な通行を交通工学で考える

交通システム工学科

近年、自転車は、環境にも健康にもよい交通手段として話題として取り上げられることが多くなっており、学術的な学会だけでなく、新聞やテレビといったマスメディアを含めた様々なところで広範な議論が行われています。その議論は、自転車の通行方法やマナーに関するものから自転車走行空間の確保に関するものやコミュニティサイクルといった自転車の新しい利用方法に関するものまで、百花繚乱の感すらあります。

交通工学の視点からみると、道路空間が狭いわが国は自転車ための走行空間の確保が非常に困難なことが多く、確保された自転車用の走行空間も通行方法が複雑であったり、不明確であったりと、さまざまな課題を抱えています。

授業では、欧米で行われている自転車用通行帯や自転車用信号の設置事例や日本国内の自治体で行われているレンタサイクルや自転車共同利用など、多くの事例を取り上げて、どのように自転車交通に取り組んでいるかを紹介します。

小早川 悟
小早川 悟
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