日本大学理工学部

Step2

“日本”を愛した外国人建築家たち

建築学科

明治政府に招聘されたジョサイア・コンドルは、日本への強い憧れを抱いて来日し、西洋建築の伝授という仕事の合間に、日本庭園や絵画など様々な日本文化に関心を抱き続けた建築家です。帝国ホテルの設計のために来日したF・L・ライトは、浮世絵のコレクタ-としても知られ、その弟子のA・レ-モンドは日本の古民家に惹かれ、近代建築との融合から独自の木造モダニズムの世界を築きあげました。また、名著『日本美の再発見』を書いたB・タウトやミッション系の学校や病院の建設のみならず、多くの洋風住宅を手がけることで住宅改善に寄与したW・M・ヴォ-リズの活動なども見逃すことができません。日本に大きな影響を与えるだけでなく、彼ら自身が日本から大きな影響をうけているのです。“青い眼に映った日本”を検証することで、日本の近代建築の特質が見えてくるのです。

大川 三雄
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