日本大学理工学部

Step2

実海岸の侵食調査での衛星画像とGPSを用いた現地踏査の有効性

海洋建築工学科

近年、各地で深刻化している海岸侵食の対策検討においては、その原因を正確に特定することが重要です。このため、一般的には空中写真分析と現地調査が行われてきました。しかし、現状ではそれらが必ずしも適切な手法で行われておらず、侵食の原因を正確に特定するための手法は関係技術者に十分理解されていません。この講演では、今後の沿岸域管理に役立てるために、対象海岸の侵食要因を正しく特定するために必要とされる空中写真の分析と現地踏査を組み合わせた手法について実例をもとに紹介します。現地踏査では、①衛星画像や空中写真と対応させた現地状況写真の撮影、②GPSによる汀線測量、③前浜勾配の計測、④底質採取の有用性について明らかにします。また、空中写真分析では、①構造物等の建設履歴、②背後地の利用状況の変化を把握し、さらに汀線変化解析より、当該地域の汀線の経年的変化を明らかにして対象地域の地形変化を総合的に明らかにします。

野志 保仁
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