日本大学理工学部

Step2

つながるクルマが実現する安全・安心
-CASE・MaaSが実現する近未来交通社会-

機械工学科

自動車を取り巻く環境は100年に一度の変革期と言われ、CASE(Connected、Autonomous、Shared and Service、Electric)と呼ばれる次世代自動車技術の実用化やMaaS(Mobility as a Service)といったシームレスでユーザー中心のサービスの実現に向けて、車載通信機器を搭載したコネクテッド車両の普及が世界的に始まっています。

この講義では、CASE・MaaSが目指す近未来の交通社会を紹介すると共に、それを実現する上で重要なコネクテッド技術の研究動向について紹介します。例えば、コネクテッド車両から取得されたデータをビッグデータとして解析することで、高度運転支援システムや完全自動運転の実現、オンタイムでシームレスな移動経路案内の実現、持続可能な社会インフラの維持管理システムの構築、そして大規模災害時発生時の減災・避難・救援へ利用など、皆さんの生活に身近な場面から社会全体に至るまでの多様な研究動向とその実現に必要な科学技術を知ることで、皆さんが学んでいる物理や数学が世の中でどのように役立っているか理解を深めて頂ければ幸いです。


コネクテッド集配車両を利用した路面摩耗状況の計測システム

関根 太郎
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