日本大学理工学部

Step2

ロボット -コンピュータを得た機械-

精密機械工学科

機械は作業効率の向上と人間には不可能な作業を行うために発展してきました。はじめは純粋に機構でしたが、エレクトロニクスの発展とコンピュータの登場によって“ロボット“に進化しました。
 それまで“力の伝達“のみであった機械は、電気・電子回路の登場によって“情報の伝達と処理“が行えるようになり、その能力を飛躍的に高めることになったのです。その後、数値計算を行う装置としてコンピュータが登場し、ソフトウエアによって複雑な情報処理を行えるようになったのです。このソフトウエア使って高度な情報処理を行うことで動作する機械、それがロボットです。

ここでは、ロボットを機械、電気・電子回路およびコンピュータから構成された装置として捉え、これらの関わりについてお話しします。

吉田 洋明
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