日本大学理工学部

Step2

材料をつないでモノを作る

精密機械工学科

身の回りにある便利な機械は様々な材料から作られています。特に近年では、機械の小型化、軽量化、多機能化が急速に発展しているため、一つの材料で構成されている機械はほとんどなく、それぞれの材料の特性を活かして適材適所に材料を配置して機械が作られています。そのため、機械(モノ)を作るためには異なる材料を「つなぐ(接合する)」技術が必要になります。

では、異なる材料をつなぐことは簡単でしょうか。答えはNoです。なぜならば、材料はそれぞれ固有の特性を持っているためです。異なる性質を持つ材料をつないで一つのモノを作り、みなさんが安心・安全に使うことができるようにするためには、材料と材料の境目(接合界面)の状態(組織)を精密に制御する必要があります。

本講義では、接合技術ならびにそれが生み出す接合界面組織と強度の関係について紹介します。

渡邉 満洋
渡邉 満洋
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アルミニウム(Al)と鉄(Fe)の接合材の一例.アルミニウム(Al)と鉄(Fe)の接合材の一例.接合界面組織の電子顕微鏡像の一例.接合界面組織の電子顕微鏡像の一例.

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