電気抵抗の測定から物質中の電子状態を知る
物理学科
「電気抵抗」とは、物質中の電気の流れにくさを指し、おそらく高校までの教育で学んだり、実際に測定したことがあるかと思います。実は、この学校の理科の授業で習った電気抵抗の測定方法は、大学における物性物理学の研究に広く応用されています。この手法を用いることで、物質中の電子の状態や電子が引き起こす現象を調査することが可能です。たとえば、ある特定の温度以下で電気抵抗が突然ゼロになる現象を観察することによって、超伝導を観測することができます。この授業では、電気抵抗測定から得られる情報やその物性物理学への応用について学びます。





超伝導体の電気抵抗の温度依存性