連分数でわかる天体運動の周期
一般教育
観測技術の進歩により太陽以外の恒星にも惑星があることがわかってきました。中には生命に不可欠な水や酸素の存在が確認されているものもあります。なぜ我々が行くことができない遠い天体にそれらがあることがわかるのでしょうか?それは原子や分子の性質と関連しています。原子や分子はその種類によって特定の波長(色に関係した量です。)の光や電波を出すので、地上や衛星でこれらを観測することにで、その存在を知ることができます。分子雲とよばれる宇宙空間に存在する雲の中ではサッカーボールのような複雑な分子が見つかっています。それらがどのようにしてできたのかはよくわかっていませんが。「生命の起源に関係する物質もこのような場所で作られた。」と考える研究者もいます。私たちはいま原子や分子に関する知識をもとに宇宙や生命の起源について探求しているのです。