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研究科長メッセージ

研究科長メッセージ

日本大学大学院理工学研究科長
教授 工学博士
青木 義男

実践的な学びが創る未来
-CST×DREAM-

略歴
1957年 東京都出身
1980年 日本大学理工学部
卒業
1982年 日本大学大学院
生産工学研究科
博士前期課程機械工学専攻修了
1985年 日本大学大学院
生産工学研究科
博士後期課程機械工学専攻修了
1986年 日本大学助手
1994年 日本大学専任講師
1998年 日本大学助教授
2005年 日本大学教授

2022年に理工学研究科は創設70周年を迎えます。駿河台・船橋の両キャンパスを巣立ち、在学中から「不撓不屈の精神」とともに数々の「未知未踏への挑戦」を繰り広げてきた多くの校友が、わが国そして世界の科学技術の発展に寄与していることは、私たちの誇りです。
この100年間で、科学技術を取り巻く環境は、工業社会から情報社会へ、あわせて、資本主義社会から価値主義社会へと、移り変わりました。そして、いま、私たちの目の前には、超スマート社会の入口が確実に見えはじめています。デジタルトランスフォーメーションが進む中、AI、ロボット、ビッグデータ、IoTなどの要素技術をシステム化し、サイバー空間での分析・予測を現実空間に円滑にフィードバックすることで、人々の暮らしはよりよくなると期待されています。こうした、サイバーフィジカルシステムを実現し、持続可能な社会を実現するには、分野融合によるオープンイノベーションが必要です。
私たちの教育は、専門知識の伝達に終始するのではなく、学生が自ら<ものづくり>や<ことづくり>を実践し、仲間たちとの議論を通して省察力や批判的思考力を身につけながら、自ら未来への道を切り拓ける「自主創造」の空間で行われています。国内最大規模の教育研究施設を利用しながら試行錯誤を重ね、失敗から学び、そして課題を克服して理想に近い<もの>や<こと>の創造を成し遂げるという一連のプロセスを、是非みなさんにも経験していただきたいと願っています。こうした実践的な学びの成果は、これまでも、社会にインパクトを与える様々な学生プロジェクトを通して具現化されています。
理工学研究科は16の専攻を有しており、多様な価値観に触れ、複合的な視野を修得することで、<もの>や<こと>を興す上で必要なセンスは確実に磨かれていきます。
私たちと一緒に、未来社会の科学技術をデザインする「自主創造型パーソン」を目指してみませんか。

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