2016年 理工学部 シラバス - まちづくり工学科
設置情報
| 科目名 | 福祉のまちづくり | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | まちづくり工学科 | 学年 | 2年 |
| 担当者 | 依田・八藤後 他 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜3 |
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | E23M |
| クラス | |||
概要
| 学修到達目標 | 障がい者や高齢者への社会的な対応，福祉の支援サービスおよび福祉テクノロジーの活用などを通じて，福祉のまちづくりを理解することが目的である．本科目では，身体障がい者や高齢者に対する支援方法の学習を通じた福祉のまちづくりの理解が目標となる． 本科目は，まちづくり工学科の学習・教育到達目標A～IのうちD「専門応用学力」，E「実験・実習・演習を通した計画遂行能力」の達成に主力的に関与する重要な科目である．また，B「技術者倫理」，C「専門基礎学力」の達成に補足的に関与する科目である． |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
講義形式を中心として，授業を行う．内容は必要に応じて板書を使用して，パワーポイントを用いて解説および具体事例を提示する． |
| 履修条件 | 必修科目 |
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準備学習（予習・ 復習等）の内容 |
次回におこなう内容のテキスト該当部分を精読しておくこと． |
授業計画
| 第1回 | 福祉のまちづくりにおける障がい者と高齢者 －福祉のまちづくりにおいて，障がい者と高齢者に対する社会的な状況を概説し，必要な概念および支援方法との関わりを説明する． |
|---|---|
| 第2回 | まちで暮らす視覚障がい者 －視覚障害について，人間の視覚機能とその機能が発揮されない状態を理解した上で，視覚障がい者がまちで生活する際の困難や支援方法の概要について考える． |
| 第3回 | 視覚障がい者への福祉の支援 －視覚障がい者の支援方法として活用される福祉サービスや福祉用具などを説明するとともに，これらをまちにおいて活用するために必要な仕組みなどについて考える． |
| 第4回 | まちにおける視覚障がい者への支援 －視覚障がい者がまちにおいて日常生活を送る上で困難となる事例とその状態を支援する様々な取り組みを，まちづくりに関わる具体的な事例を紹介しながら考える． |
| 第5回 | まちで暮らす聴覚障がい者 －聴覚障害について，人間の聴覚機能とその機能が発揮されない状態を理解した上で，聴覚障がい者がまちで生活する際の困難や支援方法の概要について考える． |
| 第6回 | 聴覚障がい者への福祉の支援 －聴覚障がい者の支援方法として活用される福祉サービスや福祉用具などを説明するとともに，これらをまちにおいて活用するために必要な仕組みなどについて考える． |
| 第7回 | まちにおける聴覚障がい者への支援 －聴覚障がい者がまちにおいて日常生活を送る上で困難となる事例とその状態を支援する様々な取り組みを，まちづくりに関わる具体的な事例を紹介しながら考える． |
| 第8回 | まちで暮らす肢体不自由者 －肢体不自由について，人間の筋骨格系を主とした機能とその機能が発揮されない状態を理解した上で，肢体不自由者がまちで生活する際の困難や支援の概要について考える． |
| 第9回 | 肢体不自由者への福祉の支援 －肢体不自由者の支援方法として活用される福祉サービスや福祉用具などを説明するとともに，これらをまちにおいて活用するために必要な仕組みなどについて考える． |
| 第10回 | まちのおける肢体不自由者への支援 －肢体不自由者がまちにおいて日常生活を送る上で困難となる事例とその状態を支援する様々な取り組みを，まちづくりに関わる具体的な事例を紹介しながら考える． |
| 第11回 | まちで暮らす高齢者 －高齢になることによって生じる，機能低下と生活における様々な影響を理解した上で，高齢者がまちで生活を続ける際の困難や支援方法の概要について考える． |
| 第12回 | 高齢者への福祉の支援 －高齢者の支援方法として活用される福祉サービスや福祉用具などを説明するとともに，これらをまちにおいて活用するために必要な仕組みなどについて考える． |
| 第13回 | まちにおける高齢者への支援 －高齢者がまちにおいて日常生活を送る上で困難となる事例とそれを支援する様々な取り組みを，まちづくりに関わる具体的な事例を紹介しながら考える． |
| 第14回 | 総合的検討／包括的な取り組み －様々な障がいを有する人たちや多様な生活を送る高齢者の状況を踏まえて，包括的に福祉のまちづくりを進めるための方策について検討する． |
| 第15回 | 多様な人々が暮らすための福祉のまちづくりへのまとめ |
その他
| 教科書 |
依田光正 『福祉のまちづくりと福祉テクノロジー』 啓明出版 ２０１４年 第１版
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| 参考書 |
授業中に適宜指示する．
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| 成績評価の方法 及び基準 |
レポート（40％），定期試験（60％）で評価する． ７割以上出席した受講者を評価対象とする． |
| 質問への対応 | 原則として，授業中，授業前後に教室で対応する． |
| 研究室又は 連絡先 |
まちづくり工学科依田研究室 |
| オフィスアワー |
月曜 駿河台 16:00 ～ 16:40 まちづくり工学科依田研究室
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| 学生への メッセージ |
障がい者や高齢者へのさまざまな支援を知ることで，まちづくり全体に生かせる知識を身につけてください． |