2016年 理工学部 シラバス - 電子工学科
設置情報
| 科目名 | 電子回路Ⅱ | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 電子工学科 | 学年 | 2年 |
| 担当者 | 涌井 文雄 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜2 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | J42G |
| クラス | |||
概要
| 学修到達目標 | トランジスタ、ＦＥＴの小信号に対するふるまいを学習し、周波数特性との関係を体得する。簡単なアンプの解析が出来るようにする。（未来博士工房対象科目） |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
講義形式で、演習を行いながら進める。 |
| 履修条件 | 必修。電子回路Ｉを合格していること。 トランジスタ、ＦＥＴの動作点解析が出来ること。 直流回路基礎、交流回路基礎を履修しているか、再履修中のこと。 キルヒホッフの法則、電源の等価変換、テブナンの定理を使いこなせること。 |
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準備学習（予習・ 復習等）の内容 |
電子回路Ⅰの知識が必要になる。このため受講前に各自、履修条件で記した各科目を復習し、応用力を確認する必要がある。授業は、実施回毎に理解度を勘案しながら進める。このため受講生は、各回で学んだ知識を統合して、次の授業に備えることが重要である。 |
授業計画
| 第1回 | 授業内容と授業の進め方を説明する。さらに、電子回路Ⅰの理解力を確認し、補修する。 |
|---|---|
| 第2回 | 小信号低周波解析 １ ハイブリッド（ｈ）パラメータ |
| 第3回 | 小信号低周波解析 ２ エミッタ接地回路 |
| 第4回 | 小信号低周波解析 ３ エミッタホロワ（コレクタ接地回路）とトランジスタ回路のインピーダンス換算 |
| 第5回 | 小信号低周波解析 ４ ＦＥＴの小信号等価回路 |
| 第6回 | 小信号低周波解析 ５ ＦＥＴ回路のインピーダンス換算 |
| 第7回 | 復習と実力確認 |
| 第8回 | 周波数特性 １ 伝達関数の折れ線近似 |
| 第9回 | 周波数特性 ２ エミッタ接地トランジスタ増幅器の低域周波数特性 |
| 第10回 | 周波数特性 ３ ソース接地ＦＥＴ増幅器の低域周波数特性 |
| 第11回 | 周波数特性 ４ エミッタ接地高周波トランジスタ増幅器とミラー容量 |
| 第12回 | 周波数特性 ５ ソース接地ＦＥＴ高周波増幅器、利得－帯域幅積 |
| 第13回 | オペレーショナルアンプの応用 １ 線形反転増幅器 |
| 第14回 | オペレーショナルアンプの応用 ２ 線形非反転増幅器 ほか |
| 第15回 | 平常試験およびその解説 |
その他
| 教科書 |
教科書は特になし。必要に応じてプリント等を配布する。
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| 参考書 |
シリング、ビラブ 『トランジスタとＩＣのための電子回路ＩＩ』 朝倉出版
高橋寛（監修）／飯高成男・田口英雄（共著） 『絵ときでわかるトランジスタ回路』 オーム社 2000年
問題集を配布（電子回路Ｉで使用したものを継続使用）
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| 成績評価の方法 及び基準 |
定期試験、毎回の演習、レポート提出による。必要に応じて、中間試験、実力確認試験を行うことがある。 |
| 質問への対応 | 随時研究室にて。 |
| 研究室又は 連絡先 |
４号館４２６A号室（講義準備室） fwakui@ecs.cst.nihon-u.ac.jp 内線：5577 |
| オフィスアワー |
金曜 船橋 09:00 ～ 14:00 左記内容は、e.mailで調整できる場合がある。
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| 学生への メッセージ |
電子回路Ｉを合格していないと受講できない。電子回路Ｉを不合格になった者は、Ｉに登録変更すること。 毎回電卓、英和辞典を必携のこと。 |