2016年 大学院理工学研究科 シラバス - 機械工学専攻
設置情報
科目名 |
機械工学特別講義Ⅰ
超精密加工学特論
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設置学科 | 機械工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 森田 昇 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 土曜3・4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | E63B |
クラス |
概要
学修到達目標 | 超精密加工学は、高品質な機械部品を精度よく低コストで生産するための知識や諸原則を体系化した学問である。講義では、その本質となる超精密加工法の原理、超精密加工機の仕組み、超精密加工用の工具、超精密加工のための測定技術について理解するとともに、超精密部品製造への適用の方法論を学ぶ。 |
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授業形態及び 授業方法 |
教科書を用いて講義する.パワーポイントを用いて授業を進める.パワーポイント資料は配布する. |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
切削加工学、精密加工学、工作機械学等の生産加工に関する基礎科目を履修済みであることが望ましい.シラバス記載の毎週の「授業計画」の内容を確認し,あらかじめ教科書の該当箇 所を一読し,不明な専門用語は事前に調べ,質問事項を整理し,授業に臨むこと。PPTを併用して授業を進めるので、事前に指定のURLからPPT資料をダウンロードの上、内容を確認し,授業に臨むこと。 |
授業計画
第1回 | 総論(生活の中の超精密加工) 身の回りの製品に利用されている超精密加工技術を詳解する. |
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第2回 | 超精密加工の歴史と背景 超精密加工技術の歴史,背景,進展について詳解する. |
第3回 | 超精密工作機械(1):構造と構成要素 超精密加工機の構造,構成要素,機構,機能について理解する. |
第4回 | 超精密工作機械(2):運動機構と作業環境 超精密加工機の構造,構成要素,機構,機能について理解する. |
第5回 | 超精密切削加工用の工具 超精密加工用の各種工具とその利用法について理解する. |
第6回 | 超精密加工機構(1):金属の切削現象と理論 切削加工法の基礎理論について理解する. |
第7回 | 超精密加工機構(2):超精密切削加工の原理と実際 超精密加工法の各種原理(超精密切削加工法)と応用について理解する. |
第8回 | 超精密加工機構(3):超精密研削加工の原理と実際 超精密加工法の各種原理(超精密研削加工法)と応用について理解する. |
第9回 | 超精密加工機構(4):超精密研磨加工の原理と実際 超精密加工法の各種原理(超精密研磨加工法)と応用について理解する. |
第10回 | 超精密加工機構(5):シリコンウエハの製造技術 |
第11回 | 超精密加工機構(6):微細加工技術の原理と実際 |
第12回 | 超精密加工のための測定技術(1):位置決め測定と形状測定 超精密加工のための各種測定技術(位置決め測定と形状測定)について理解する. |
第13回 | 超精密加工のための測定技術(2):表面粗さの測定 超精密加工のための各種測定技術(表面粗さの測定)について理解する. |
第14回 | 微細加工技術の現状:最近のマイクロ加工技術,ナノ加工技術について 特殊加工法の原理と実際について理解する. |
第15回 | 平常試験及びその解説 |
その他
教科書 |
丸井悦夫 『超精密加工学』 コロナ社 1997年 第4版
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
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成績評価の方法 及び基準 |
課題レポートの評価30点,課題演習の評価30点,平常試験の評価40点の合計(100点満点)により,60点以上を合格とする. |
質問への対応 | 授業終了後に教室で質問を受け付ける.授業終了後に対応できない場合には,Eメールによる質問を随時受け付ける. |
研究室又は 連絡先 |
nmorita@chiba-u.jp |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 00:00 ~ 00:00 Eメールによる質問を随時受け付ける.
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学生への メッセージ |