2016年 大学院理工学研究科 シラバス - 医療・福祉工学専攻
設置情報
科目名 | 福祉工学特論 | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 医療・福祉工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 依田 光正 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | P13A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 福祉工学における社会福祉やリハビリテーションなどの基盤領域と高齢者や障がい者に対する支援といった実用領域についての理解と共に,関連分野との連携についても検討できる能力獲得が到達目標である. |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
本授業においては,福祉工学における社会福祉やリハビリテーションなどの基盤領域と高齢者や障がい者に対する支援といった実用領域を取り上げるため,様々な分野からの取り組みを用いて授業を進める形態をとる.授業方法は資料提示説明による形態および受講者が強く関心を有する関連領域テーマの調査・検討,報告および討議によって行う. |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
指定されたテキストを用いて,授業内容をあらかじめ準備学習すること. 福祉工学分野における関心のある事項を予備知識としてまとめておくこと. |
授業計画
第1回 | 福祉工学について:福祉工学の概要と関連のテクノロジー. |
---|---|
第2回 | 福祉用具:福祉用具の概要と杜会的な位置づけ. |
第3回 | 福祉と福祉工学:杜会福利やリハビリテーションにおける福祉工学. |
第4回 | 人間行動:福祉工学における人間行動研究. |
第5回 | 人間の計測技術:福祉工学に用いるための人間の計測技術. |
第6回 | 福祉メカトロニクス:福祉工学で用いるメカトロニクス技術の概要. |
第7回 | 障がい者と情報通信関連技術:障がい者を支援するための情報通信関連技術. |
第8回 | バリアフリー,ユニパーサルデザイン:これらの概要と事例の紹介. |
第9回 | 肢体不自由者支援技術:肢体不自由者を支援するための技術の基礎と応用の紹介. |
第10回 | 視覚障がい者支援技術:視覚障がい者を支援するための技術の基礎と応用の紹介. |
第11回 | 聴覚障がい者支援技術:聴覚障がい者を支援するための技術の基礎と応用の紹介. |
第12回 | 前齢者支援技術:両齢者を支援するための技術の基礎と応用の紹介. |
第13回 | 内部障がい代償機器:内部障がい者の機能代償をおこなう技術の基礎と機器 |
第14回 | これからの福祉と福祉工学:福祉の今後と福祉工学技術に闘する検討 |
第15回 | これからのテクノロジーと福祉工学:テクノジーの今後と福祉工学技術に関する検討 |
その他
教科書 |
依田光正編著 『福祉工学』 理工図書 2011年 第1版
|
---|---|
参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
授業中に適宜指示する.
|
成績評価の方法 及び基準 |
レポート80%,その報告20% |
質問への対応 | 授業中もしくは理工学研究科医療・福祉工学専攻内研究室にて |
研究室又は 連絡先 |
理工学研究科医療・福祉工学専攻内研究室 |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 12:30 ~ 13:20
|
学生への メッセージ |
福祉工学に対し,広範かつ専門的な知識を吸収しようとする姿勢ならびに受講者自身の専門分野に対して本科目の知識を展開しようとする強い方向性が望まれる. |