2016年 大学院理工学研究科 シラバス - 医療・福祉工学専攻
設置情報
科目名 | 行動支援工学特論 | ||
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設置学科 | 医療・福祉工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 依田 光正 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | P15A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 人間が日常の生活を営む際に必要な様々な動作や行動のいくつかを本授業ではテーマとして取り上げ,ハードウェアおよびソフトウェア(ヒューマンネットワークを含む)の両面ならびに社会的自立の観点から支援のための工学技術について学習をおこなう. |
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授業形態及び 授業方法 |
本授業においては,人間が日常の生活を営む際に必要な様々な動作や行動を取り上げるため,様々な分野の資料を用いて授業を進める形態をとる.授業方法は,資料提示説明による形態および各自が強く関心を有する関連領域テーマの調査・検討,報告および討議によって行う. |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
取り扱うテーマについて各自が予備的な知識を自ら得ておくこと. |
授業計画
第1回 | 行動支援の工学技術について:生活行動支援をおこなう様々な技術の導入. |
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第2回 | 視覚障がい者の動作特性:視覚障がいの概要とそれに起因する動作や行動の特性について講義する. |
第3回 | 視覚障がい者の作業環境:視覚障がい者が学習や仕事をする環境についてその実際を紹介する. |
第4回 | 視覚障がい者の動作補助と機器:視覚障がい者の日常生活動作や行動を補助する機器と関連領域について講義する. |
第5回 | 片麻療の動作特性と補助機器:片麻療者の日常生活動作や行動特性を補助する機器と関連領域について講義する. |
第6回 | 高齢連者の生活行動特性と支援機器:高齢者の在宅におげる日常生活行動特性と支援機器および関連領域について講義する. |
第7回 | 介助講動作の特性と補助機器:看護や介護における介助動作特性と補助する機器や関連領域について講義する. |
第8回 | 運動障がい性構音障がいの補助と機器;この障がいを有する人の日常生活動作や行動を補助する機器と関連領域について講義する. |
第9回 | 排泄動作補助の機器:排泄動作に配慮が必要な状態のひとつを紹介して補助する機器と関連領域について講義する. |
第10回 | 行動支援工様学の関連領域に関する調査・検討:動作・行動を補助・支援することについて関連する分野を様々な視点から調査・検討する. |
第11回 | 動作・行動の特性に関する報告:補助・支援すべき動作・行動の特性について分析検討した |
第12回 | 動作・行動報の支援方法や機器に関する報告:動作・行動を支援する手法・機器・システムなどについて報告する. |
第13回 | 行動支援工学の関連領域に関する報告:動作・行動を補助・支援することについて関連する分野を様々な視点から討議する. |
第14回 | 行動支援工学の関連領域に関する討議:動作・行動を補助・支援することについて報告された内容を様々な視点から討議する. |
第15回 | 行動支援工学の関連領域に関する討議:動作・行動を補助・支援することについて報告された内容を様々な視点から総括する. |
その他
教科書 |
適宜,指示する.
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
依田光正 『「福祉工学」』 理工図書 2011年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
レポート80%およびその報告20% |
質問への対応 | 授業中および医療・福祉工学専攻内研究室にて |
研究室又は 連絡先 |
医療・福祉工学専攻内研究室. |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 16:00 ~ 16:40
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学生への メッセージ |
人間の動作・行動の補助・支援技術に対し,広範かつ専門的な知識を吸収しようとする姿勢ならびに受講者自身の専門分野に対して本特論の知識を展開展開しようとする強い方向性が望まれる. |