2016年 大学院理工学研究科 シラバス - 医療・福祉工学専攻
設置情報
科目名 | 医用統計学特論 | ||
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設置学科 | 医療・福祉工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 青木 和夫 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜6 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | P26B |
クラス |
概要
学修到達目標 | 人間を対象とした研究では不確実性や変動性が大きいため,研究の実施に当たっては綿密なデータ収集計画と統計処理が必要である.本特論ではまず科学的方法論としての統計学の位置づけから始まり,確率論,仮説検定の方法論等を具体例をもとに学ぶ. |
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授業形態及び 授業方法 |
教科書の輪読および内容についての解説,討論 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
人間を対象とした研究に関する論文を読んでおくこと. |
授業計画
第1回 | 医用統計学概論:医療の研究において用いられる統計学的方法論について概説する |
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第2回 | scientific method:科学的方法論について学ぶ |
第3回 | design of studies:医学研究のデザイン方法について学ぶ |
第4回 | statistical hypothesis and error:統計学的仮説と誤差について学ぶ |
第5回 | probability:確率の基本的な性質について学ぶ |
第6回 | chi-squere test他:関連性の統計学的検定法であるカイ二乗検定やマクネマー検定などについて学ぶ |
第7回 | description of population:集団の統計学的表現法について学ぶ |
第8回 | difference between standard deviation and standard error:混同されがちである標準偏差と標準誤差の違いについて学ぶ |
第9回 | confidence interval:信頼区間について学ぶ |
第10回 | t-test:平均値の差の検定であるt-検定について学ぶ |
第11回 | problem of multiple tests:多重比較の問題点と解決法について学ぶ |
第12回 | analysis of variance:多群比較である分散分析について学ぶ |
第13回 | association and cauzation:表面的な関係と因果関係について学ぶ |
第14回 | regression:単回帰,重回帰,多重ロジスティック回帰などについて学ぶ |
第15回 | 平常試験と解説 |
その他
教科書 |
Sylvia Wassertheil-Smoller, Biostaistics and epidemiology, Springer-Verlag, 2004, 3 edition
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
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成績評価の方法 及び基準 |
発表における教科書の内容の理解度とレポートを総合して評価する |
質問への対応 | 随時 |
研究室又は 連絡先 |
kazu@medwel.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 16:30 ~ 18:00
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学生への メッセージ |
修士論文の研究で人間を対象に実験や調査を行う人に役に立ちます. |