2016年 大学院理工学研究科 シラバス - 量子理工学専攻
設置情報
科目名 | 原子核物理学Ⅰ | ||
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設置学科 | 量子理工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 田中 俊成 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | R44B |
クラス |
概要
学修到達目標 | 原子核の性質、構造、放射線と物質との相互作用、原子核実験、核反応等について、学部レベルの力学、量子力学と電磁気学の知識を活用することで概観し理解することを目標とする。 |
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授業形態及び 授業方法 |
授業は講義形式で行うことを基本とする。少人数の場合には、ゼミナール形式も考慮し、学生の理解を確認しながら段階を踏んで進める。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
力学、電磁気学、量子力学 |
授業計画
第1回 | 原子核の基本的性質1 原子核の構成粒子、質量、結合エネルギー、原子核の大きさとその定義について解説する |
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第2回 | 原子核の基本的性質2 原子核のスピン、パリティ、統計、原子核の電磁気モーメントについて解説する。 |
第3回 | 核力について1 重陽子のエネルギー状態を例に、核力について解説する。 |
第4回 | 核力について2 低エネルギー陽子-中性子散乱、波動関数の位相のずれについて解説する。 |
第5回 | 核力について3 高エネルギー陽子-中性子散乱、低エネルギー陽子-陽子散乱について解説する。 |
第6回 | 核力について4 高エネルギー陽子-陽子散乱、核力の中間子論について解説する。 |
第7回 | 原子核の構造1 独立粒子模型と殻模型について概説する。 |
第8回 | 原子核の構造2 殻模型について、スピン軌道相互作用の効果ついて解説する。 |
第9回 | 原子核の構造3 一粒子殻模型について解説する。 |
第10回 | 原子核の構造4 原子核の基底状態の磁気モーメントの特徴について解説する。 |
第11回 | 原子核の構造5 配位混合、対相関、残留相互作用による殻構造、殻模型の精密化について解説する。 |
第12回 | 原子核の構造6 原子核の殻模型全体を振り返る。 |
第13回 | 原子核の構造7 原子核の集団励起、集団模型について解説する。 |
第14回 | 原子核の安定性について解説する。 |
第15回 | 放射線と物質との相互作用について解説する。 |
その他
教科書 | |
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
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成績評価の方法 及び基準 |
期末にいくつかの問題についてレポートの提出を課す。 |
質問への対応 | 質問は随時受け付ける |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎物理実験B棟2階 電話:船橋校舎5974(一般回線047-469-5974)Email:tanaka@lebra.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 14:00 ~ 16:00
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学生への メッセージ |