2017年 理工学部 シラバス - 電気工学科
設置情報
| 科目名 | 電気回路の基礎 | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 電気工学科 | 学年 | 1年 |
| 担当者 | 直井 和久 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜1 火曜2 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | I21B I22A |
| クラス | A・B | ||
| 学科ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
| 履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
概要
| 学修到達目標 | 電気回路は電気工学の分野において重要な基礎科目である。本科目では電気回路を学ぶ上で最も基礎的な直流回路の計算法について学習する。また、用語や定義を理解し、回路網解析の基礎となる法則を学ぶことにより、直流回路の基礎的な計算ができるようになることを目標とする。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
板書により講義をおこなう。また、理解度及び習熟度を高めることを目的として、授業時間内の演習や自宅学習のための宿題を実施する。 |
| 履修条件 | 選択科目。計算問題の解答に必要な数学の知識を身につけていることが望ましい。 |
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準備学習（予習・ 復習等）の内容 |
シラバス記載の授業内容を確認し、教科書をよく読んで予習すること。講義のあったその日のうちに重要事項について十分に復習すること。また、講義で出題した例題と演習問題は、解答を見ずに自ら解けるように復習すること。 |
授業計画
| 第1回 | 電気回路の授業について概要説明をおこなうため、シラバスの内容を確認の上、授業に臨むこと。 電気回路とは、電気回路の計算方法について |
|---|---|
| 第2回 | 電流と電圧について 電流の定義、直流と交流、オームの法則、コンダクタンス、電圧降下、抵抗率と導電率、温度係数 |
| 第3回 | 電気抵抗の接続について 直列接続と分圧、並列接続と分流 |
| 第4回 | 倍率器と分流器について |
| 第5回 | 電圧源と電流源について 電圧源、電流源、等価変換 |
| 第6回 | 直流の電力について 電気エネルギー、電力と電力量、供給電力最大の定理 |
| 第7回 | 小テスト及びその解説 |
| 第8回 | キルヒホッフの法則（１）について 第１法則と第２法則、枝電流法、クラメールの公式 |
| 第9回 | キルヒホッフの法則（２）について 閉路電流法 |
| 第10回 | 重ね合せの理について 重ね合せの理の適用方法 |
| 第11回 | 鳳－テブナンの定理、ノートンの定理について 鳳－テブナンの定理の適用方法、ノートンの定理の適用方法 |
| 第12回 | ブリッジ回路ブリッジの平衡条件について 抵抗のスター接続とデルタ接続 |
| 第13回 | 抵抗の対称回路について 格子形抵抗回路、梯子形抵抗回路 合成抵抗の求め方 |
| 第14回 | 節点電圧法について 節点電圧方程式のたて方、節点電圧と枝路電流の求め方 |
| 第15回 | 理解度確認試験及びその解説 |
その他
| 教科書 |
三浦光 著 『ポイントで学ぶ電気回路 －直流・交流基礎編－』 コロナ社 2015年 第1版
教科書に沿って講義、試験を行うので教科書は必須である。
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|---|---|
| 参考書 |
三浦光,小野隆,西川省吾,塩野光弘,門馬英一郎,直井和久,松村太陽 著 『ポイントで学ぶ電気回路 －例題・演習編－』 コロナ社 2016年 第1版
自分の力で問題を解くことができるように活用してください。
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| 成績評価の方法 及び基準 |
理解度確認試験：60%、提出物評価：30%、小テスト：10% |
| 質問への対応 | 授業前、授業中または授業終了後に教室で質問を受け付ける。 |
| 研究室又は 連絡先 |
船橋校舎6号館1階618号室または駿河台校舎4号館2階429B教室 メールアドレス・電話番号等は授業中に指示する。 |
| オフィスアワー |
水曜 船橋 13:00 ~ 16:30 9号館4階941号室(電気基礎実験室)
金曜 駿河台 13:00 ~ 16:30 4号館4階448号室(電気工学実験室)
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| 学生への メッセージ |
内容を理解した上で計算問題を解くことを繰り返し実施し、電気回路の感覚を養って下さい。本科目の内容は、各種資格、採用試験にも出題されています。 |