2017年 大学院理工学研究科 シラバス - 交通システム工学専攻
設置情報
科目名 | 交通工学特論 | ||
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設置学科 | 交通システム工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 下川 澄雄 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | B34A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 日常体験する道路交通に関わる現象を工学的に理解する.具体的には,交通流量保存則に基づく巨視的,微視的な交通状態量として交通現象を捉えるとともに,交通容量に関する最新の知見,さらにはこれらに対する交通施策などについて実例・演習などを交えながら解説する. |
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授業形態及び 授業方法 |
講義型式、ゼミナール型式を併用して実施する。1~12回の授業までは講義を行ない,13回~15回の授業は,授業に対する理解度の測定及びプレゼンテーション能力の向上を目的とし,各課題に対してこれまでの講義を踏まえた事前学習の成果を発表してもらう。講義はパワーポイントと板書を併用して行う。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
学習成果の発表に対して討議・講評及び講義をするので,復習をし,理解度を高めること。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス,交通状態量に関する知識の確認 |
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第2回 | 交通現象の捉え方 ・交通流の保存則 ・交通流率,速度,密度の表現 ・空間平均速度と時間平均速度 |
第3回 | 交通現象のマクロ的な表現 ・マクロ的な交通流率,速度,密度の関係 ・待ち行列理論 |
第4回 | ショックウェーブ理論 |
第5回 | 道路交通容量の表現 ・単路部の交通容量の算出 |
第6回 | ボトルネック部の交通容量(1) ・サグ部における交通容量のレビュー |
第7回 | ボトルネック部の交通容量(2) ・Breakdown FlowとDicharge Flow |
第8回 | ラウンドアバウトの交通容量 |
第9回 | 道路計画設計の考え方と課題 |
第10回 | 今後の道路計画設計の考え方 ・性能照査型道路計画設計 ・道路構造基準の条例化 |
第11回 | 日本の国土計画と高速道路計画 |
第12回 | 計画設計から維持管理に至る契約制度 |
第13回 | 道路交通政策とイノベーション |
第14回 | 道路交通政策とビッグデータ |
第15回 | 人口減少時代と予防保全型管理 |
その他
教科書 |
必要に応じて資料を適宜配布する。
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
(一社)交通工学研究会:道路の交通容量とサービスの質に関する研究』最終成果報告書,2015.8,http://www.jste.or.jp/Activity/h24-26.pdf
(一社)交通工学研究会:交通工学ハンドブック
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成績評価の方法 及び基準 |
演習・レポート70%,プレゼンテーション30%を総合的に評価する。 |
質問への対応 | 質問等は下記の研究室およびオフィスアワーにて対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
道路マネジメント研究室(船橋7111) shimokawa.sumio@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:30 ~ 13:00 7111
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学生への メッセージ |
道路交通を中心とした講義となります。また、実務的プロセスや行政的視点にも注視して講義を進めます。 |