2017年 大学院理工学研究科 シラバス - 数学専攻
設置情報
科目名 | 確率及び統計学特論A | ||
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設置学科 | 数学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 西川 貴雄 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | N23A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 確率及び統計学特論AおよびBを通じて、確率論における重要な考察対象である確率過程の基礎を学ぶ。確率及び統計学特論Aでは特に、離散時間確率過程についての初歩的な概念および性質を説明できるようになる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義により進める。なお、理解を深めるため、適宜レポート課題を課す。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
測度論、確率の基礎的な事項を学習し理解していることが望ましい。なお、これらの内容については、必要に応じて復習しながら進める。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス、確率に関する復習 |
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第2回 | 条件付き確率と条件付き期待値 |
第3回 | ランダムウォーク |
第4回 | 離散時間マルチンゲール |
第5回 | ランダムウォークの停止時刻と初到達時刻 |
第6回 | 離散時間マルチンゲールの諸性質 |
第7回 | 離散時間マルチンゲールに対する任意停止定理 |
第8回 | 離散時間マルコフ過程(マルコフ連鎖) |
第9回 | マルコフ連鎖の推移確率とチャップマン-コルモゴロフの関係式 |
第10回 | ギャンブラーの破産問題と差分方程式 |
第11回 | ペロン・フロベニウスの定理とマルコフ連鎖の極限分布 |
第12回 | マルコフ連鎖の既約性・再帰性 |
第13回 | マルコフ連鎖の既約性・再帰性と定常分布 |
第14回 | マルコフ過程の極限分布 |
第15回 | まとめ |
その他
教科書 | |
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
藤田岳彦 『ランダムウォークと確率解析』 日本評論社 2008年
R.デュレット 『確率過程の基礎』 丸善出版 2012年
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成績評価の方法 及び基準 |
授業における平常点、レポート課題により評価する。 |
質問への対応 | 授業中・授業後の口頭による質問、下記研究室の訪問、メールによる質問のいずれにも対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎8号館823(E)研究室 メールアドレスおよび電話番号については、最初の授業の際に告知する。 |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 17:00 ~ 18:00 駿河台校舎8号館823(E)研究室
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学生への メッセージ |
授業内容の疑問・不明な点への質問を歓迎する。 |