海洋建築工学科においては，以下の資質・能力を身に付け，所定の年限在学し，かつ所定の授業科目及び単位を修得した学生に学士（工学）の学位を授与します。 【A】工学並びに幅広い教養を身に付けている。 　　「知識・教養」，「倫理観」 【B】快適な居住空間・都市空間・海洋空間の在り方について理解し，社会に貢献できる能力と技術を身に付けている。 　　「理解」，「問題解決力」 【C】海洋工学及び建築工学に関わる諸現象を社会及び都市環境との関わりで理解・整理し，それに対して興味を深め問題解決力を修得している。 　　「理解」，「問題解決力」 【D】建築工学に係わる計画・構造・環境を理解し，それを活かした総合的な建築デザインの能力を身に付けている。 　　「理解」，「問題解決力」 【E】建築物の力学特性を理解し，安全・安心な建築構造に関わる技術を身に付けている。 　　「理解」，「問題解決力」 【F】水環境特性を理解し，それを活かした人にやさしい空間創成の技術を身に付けている。 　　「理解」，「問題解決力」 【G】沿岸域・海洋空間の開発・利用に必要な技術を身に付けている。 　　「問題解決力」 【H】人と社会に関わるものづくりに必要な能力，創造力，倫理観を身に付けている。 　　「問題解決力」，「倫理観」 【I】幅広い専門知識を総合的に活用し，グローバル化する社会に対応するため，協働してプロジェクトを推進できる能力を身に付けている。 　　「問題解決力」，「論理的・批判的思考力」 【J】自由な発想能力とコミュニケーション能力を身に付けている。 　　「知識・教養」，「コミュニケーション力」

　海洋建築工学科では，「卒業の認定に関する方針」（ディプロマ・ポリシー）に掲げる資質・能力の修得のため，以下のとおり教養教育関係の授業科目及び専門教育関係の授業科目を科目間の内容の関連性や学修内容の純自制を踏まえて体系的に編成し，授業科目に適切な方法（講義，演習，実験，実習，実技）で授業を行います。 【a】教養教育関係の授業科目の修得により，幅広い知識・教養・情報処理及び外国語の基本を修得する。 【b】基礎教育科目の履修をとおして問題意識力を養い，幅広い学術的知識をもって問題解決力を身に付ける教育を行う。 【c】専門教育課程の基礎では，主体的・能動的に学修することを身に付ける教育を行うとともに，コミュニケーション能力を高める教育を行う。 【d】１年次から継続的に取り組む実験・実習科目をとおして，講義内容の知識を深めるとともに海洋環境，建築構造，エネルギー開発に関わる実務的な技術を理解するための教育を行う。 【e】１年次から継続的に取り組むデザイン演習科目をとおして，建築物をデザインする能力を養い，人にやさしい建築空間のあり方の教育を行う。 【f】建築計画・設備系関連科目を系統的に学修するプログラムにより，快適な居住空間・都市空間・海洋空間の創生に必要な知識を身に付けるための教育を行う。 【g】建築構造関連科目を系統的に学修するプログラムにより，安全・安心な建築物を設計・施工できる知識と技術を身に付ける教育を行う。 【h】建築材料・生産関連科目を系統的に学修するプログラムにより，建築材料の力学的特質・施工技術・仕上げ加工に関わる知識を身に付けるための教育を行う。 【i】海洋環境系科目を系統的に学修するプログラムにより，海洋環境特性，海洋利用計画，防災技術，生態学，維持管理に関する知識を総合的に身に付ける教育を行う。 【j】資源・海洋エネルギー系科目を系統的に学修するプログラムにより，エネルギー政策，海洋開発技術，再生可能エネルギー資源に関わる知識を総合的に身に付ける教育を行う。