2018年 理工学部 シラバス - 精密機械工学科
設置情報
科目名 | 測定値計算法 | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 精密機械工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 金子 美泉 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | G41E |
クラス | |||
学科ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 誤差、有効数字、単位等の実験データを正しくまとめるための知識を習得し、レポート、研究論文の記述ができる。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
板書・パワーポイントを用いて授業を進める。適時演習を行う。 |
履修条件 | 工作実習実験の理解が本講義の理解を助ける。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容 |
シラバス記載の「授業計画」の内容を確認し、不明な専門用語を調べる・質問事項をまとめる等を行って授業に臨むこと。 |
授業計画
第1回 | 測定値計算法の概要 測定値計算法について具体的な例を挙げて説明する。 |
---|---|
第2回 | 測定値計算法を利用したレポートの書き方、論文の書き方 実験報告書などのレポートの正しい書き方について解説する。 |
第3回 | 測定の基礎 測定量、基準量、測定値について説明する。 |
第4回 | 国際単位系(SI)と標準 測定値に付随する国際単位系および標準について説明する。 |
第5回 | 有効数字 測定値の有効数字の取り扱いについて説明する。 |
第6回 | 誤差の計算法1 測定値の誤差と補正について説明する。 |
第7回 | 誤差の計算法2 誤差の伝搬法則について説明し、演習を行う。 |
第8回 | 誤差の計算法3 測定値の統計処理について説明する。 |
第9回 | 測定演習 これまでの講義内容の復習と実践により、理解を深める。 |
第10回 | 測定器と測定値計算法 測定器の概要と使用方法について解説する。 |
第11回 | 測定量の変換1 測定器の測定と表示の関係の機械量について説明する。 |
第12回 | 測定量の変換2 測定器の測定と表示の関係の電気的量ついて説明する。 |
第13回 | 数値解析ソフトの使い方 エクセルを用いた数値解析について解説する。 |
第14回 | 測定値計算法の実践 分散、相関係数などについて説明する。 |
第15回 | 試験及びその解説 |
その他
教科書 |
教科書は使用しない。授業ごとに資料を配布する。
|
---|---|
参考書 |
須山正敏・関根好文 『エレクトロニクス計測』 コロナ社 1989年
菅野允 『電磁気計測』 コロナ社 1991年
松代正三・吉田義之 編著『計測工学』 産業図書 2008年
|
成績評価の方法 及び基準 |
試験(70%)及び演習(30%)など総合的に判定し評価する。 授業内の演習等も考慮する。 |
質問への対応 | 講義中・講義後、オフィスアワーに内木場・金子研究室で対応 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎 7号館734室 内木場・金子研究室 |
オフィスアワー |
木曜 船橋 10:40 ~ 13:20
|
学生への メッセージ |
測定値計算法は学生実験のレポート作成、研究室の研究論文の記述に役立つ知識となりますので授業で習得することを勧めます。 |