2018年 理工学部 シラバス - 電気工学科
設置情報
科目名 | 工学のための化学 | ||
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設置学科 | 電気工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 伊藤 賢一 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | I23B |
クラス | A | ||
学科ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 工学において,材料(物質)を理解するためには「化学」の知識が不可欠である。 本科目は,電気工学を専門とする学生を対象とした科目である。 授業では物質の構造・性質・変化に関する基礎的な事項を学習するので,その基礎的な知識を習得することができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
パワーポイントと板書を併用して講義を行う。 また必要に応じてプリントを配布する。 |
履修条件 | 選択科目 高校で「化学基礎」及び「化学」を履修していることが望ましい。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容 |
講義のあったその日のうちに重要事項について十分に復習するとともに,理解できなかった点を整理して質問の準備をする。また教科書の「例題」及び「練習問題」は,解答を見ずに再度自分で解くことができるようにすること。 |
授業計画
第1回 | 「工学のための化学」の解説として, 授業の進め方(シラバスの内容を確認の上,授業に臨むこと)/化学の性格/物質とエネルギー/元素と原子/化合物/モル/化学式に関する講義を行う。 |
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第2回 | 「化学の基本」の解説として, 溶液/化学反応式/酸・塩基/酸化・還元/化学量論 に関する講義を行う。 |
第3回 | 「原子構造 ①」の解説として, 原子のつくり/原子スペクトル/放射と量子 に関する講義を行う。 |
第4回 | 「原子構造 ②」の解説として, 不確定性原理/波動関数 に関する講義を行う。 |
第5回 | 「原子構造 ③」の解説として, 原子軌道/電子スピン に関する講義を行う。 |
第6回 | 「原子構造 ④」の解説として, 周期表 に関する講義を行う。 |
第7回 | 「化学結合 ①」の解説として, イオン結合/共有結合:ルイス構造 に関する講義を行う。 |
第8回 | 「化学結合 ②」の解説として, 共有結合:分子の形・原子価結合理論・分子軌道 に関する講義を行う。 |
第9回 | 「物質の状態 ①」の解説として, 気体の性質/状態方程式 に関する講義を行う。 |
第10回 | 「物質の状態 ②」の解説として, 分子の運動/分子間力/液体の構造 に関する講義を行う。 |
第11回 | 「物質の状態 ③」の解説として, 固体の構造/機能性材料 に関する講義を行う。 |
第12回 | 「物質の変化 ①」の解説として, 系と内部エネルギー/熱力学第一法則 に関する講義を行う。 |
第13回 | 「物質の変化 ②」の解説として, 化学反応とエンタルピー に関する講義を行う。 |
第14回 | 「物質の変化 ③」の解説として, エントロピー/ギブスエネルギー/物理平衡/化学平衡 に関する講義を行う。 |
第15回 | 「物質の変化 ④」の解説として, 酸・塩基/酸化・還元/反応速度論 に関する講義を行う。 |
その他
教科書 |
Peter Atkins 他(渡辺正 訳) 『アトキンス 一般化学(上)』 東京化学同人 2014年 第1版
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参考書 |
Peter Atkins 他(渡辺正 訳) 『アトキンス 一般化学(下)』 東京化学同人 2015年 第1版
その他,必要に応じて紹介する。
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成績評価の方法 及び基準 |
成績評価は, ・定期試験:100% により決定する(出席は成績評価に含めない)。 |
質問への対応 | 授業前,授業終了後およびメール等で随時受付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
研究室:船橋校舎8号館811室 連絡先:k-itoh@chem.ge.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 16:40 ~ 18:10 船橋校舎8号館811室
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学生への メッセージ |
積極的に授業へ出席し,集中して授業に臨んで欲しい。 |