2018年 理工学部 シラバス - 数学科
設置情報
科目名 | アルゴリズム数理A | ||
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設置学科 | 数学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 相馬 直孝 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | N22M |
クラス | |||
学科ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 数の表現方法や計算量理論の基礎を理解し、アルゴリズムとデータ構造について具体的な内容を交えて学ぶ。 |
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授業形態及び 授業方法 |
板書およびスライドを用いて授業の前半を講義、授業の後半をノートパソコンを利用して演習を行う。 |
履修条件 | C言語の初歩を理解していること。2年次のソフトウェア概論A・Bを履修していることが望ましい。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容 |
授業ではプログラム言語としてPythonを使うが、C言語の初歩を復習しておくと理解しやすい。授業で配布する資料が次回の内容を含むときは、授業前に必ず一読しておく。学んだアルゴリズムは、プログラムとして試すことでより理解を深めてほしい。 |
授業計画
第1回 | アルゴリズム、計算量とは何か、半年間の授業内容をシラバスに沿って説明する |
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第2回 | 計算量の表し方:オーダー記法、Pythonの導入 |
第3回 | 数の表現(1):整数の表現、Pythonの文法1 |
第4回 | 数の表現(2):実数の表現、Pythonの文法2 |
第5回 | データ構造とアルゴリズム(1) : Pythonによるプログラム |
第6回 | データ構造とアルゴリズム(2) : 配列 |
第7回 | データ構造とアルゴリズム(3) : リスト |
第8回 | データ構造とアルゴリズム(4) : スタック、キュー |
第9回 | データ構造とアルゴリズム(5) : ハッシュテーブル |
第10回 | 再帰(1) : 再帰の概念と計算量 |
第11回 | 再帰(2) : フィボナッチ数列、ハノイの塔 |
第12回 | ユークリッドの互除法 |
第13回 | 素数判定法 : 試し割り、エラトステネスの篩 |
第14回 | 素数判定法 : フェルマーテスト |
第15回 | 平常試験及びその解説 |
その他
教科書 |
特に指定しない。適宜、資料を配布する。
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参考書 |
授業中に指示する。
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成績評価の方法 及び基準 |
授業中の提出物やレポート、および平常試験を行い、おおよそ半々の割合で評価する。 |
質問への対応 | 第1回目の授業にて、メールアドレスを提示する。 |
研究室又は 連絡先 |
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オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
アルゴリズムとデータ構造を理解することは、実際のプログラムを作るうえで基礎となる部分です。また効率的なプログラムを作るためにも必要な知識で、試してみることでとても面白い内容でもあります。しっかりと勉強しましょう。 |