2018年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科
設置情報
科目名 | 機械設計製図Ⅰ | ||
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設置学科 | ものづくり・サイエンス総合学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 三浦・宮城 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜4・5 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | E24F |
クラス | |||
学科ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 機械設計製図は,基礎工学実験や,機械要素,材料力学,機械工作法などの専門科目で学んだ知識を応用する総合演習であり,与えられた機能や要求性能を満足するような機械の基本設計を学生自ら行う.設計書,図面の作製を通して機械技術者に必要な基礎的能力が習得できる. |
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授業形態及び 授業方法 |
設計に関する講義及び基本設計,基本構想図の作成. |
履修条件 | 材料力学Ⅰ・Ⅱ,機械要素Ⅰ・Ⅱ,機械工作法Ⅰ・Ⅱおよび基礎機械設計製図I・IIを履修していることが望ましい. |
準備学習(予習・ 復習等)の内容 |
機械設計製図,材料力学,機械要素,材料力学,機械工作法等のテキストをよく読み,その内容を十分に理解すること. |
授業計画
第1回 | 授業の概要,受講上の注意,課題の説明,設計の考え方 |
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第2回 | 講義と演習 歯車の基礎(歯数,モジュール) |
第3回 | 講義と演習 軸の基本設計(仕事率,トルク,回転数) |
第4回 | 講義と演習 歯車の強度(歯幅の決定) |
第5回 | 講義と演習 軸受の選定 |
第6回 | 講義と演習 ボルトの強度,加工 |
第7回 | 基本設計および構想図の作成 構想図の描き方 |
第8回 | 基本設計および構想図の作成 |
第9回 | 基本設計および構想図の作成 |
第10回 | 基本設計および構想図の作成 |
第11回 | 基本設計および構想図の作成 |
第12回 | 組立図(主投影図)の作成 |
第13回 | 組立図(主投影図)の作成 |
第14回 | 課題の総合審査1 組立図の作成 |
第15回 | 課題の総合審査2 組立図の作成 |
その他
教科書 |
適宜プリントを配布
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参考書 |
[著]蓮尾諭吉,山本唯雄,安倍政見,宋川浩也,伊藤公夫 [編]吉田幸司 『新版4訂 JISによる機械設計製図法』 東京電機大学出版局 2008年
景山、菅野、黒瀬、勝田 『機械要素設計』 オーム社 1999年
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成績評価の方法 及び基準 |
課題の総合審査による評価 出席回数が総授業回数の5分の3(9回)に満たない場合は,履修放棄と取り扱い,学業成績を評価E(判断不可)とする. |
質問への対応 | 随時,研究室で対応 |
研究室又は 連絡先 |
三浦浩一:9号館916C室,miura.kouichi@nihon-u.ac.jp 宮城徳誠:9号館916B室,miyagi.norimasa@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:20 ~ 13:00
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学生への メッセージ |
機械設計製図は,材料力学,機械要素,機械工作法,機械材料,基礎機械設計製図,基礎工学実験の総合演習科目であり,これらの基礎科目の内容を十分に理解しておくこと.設計には,その途中で不具合が見つかり,最初に戻って設計変更を行うといった試行錯誤がつきものであり,良い製品を作り上げるためには,粘り強さが必要である.自分でよく考え,質問をしながら,納得のいく作品をに仕上げてください. |