2018年 短期大学部 シラバス - 生命・物質化学科
設置情報
科目名 | 有機化学Ⅲ | ||
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設置学科 | 生命・物質化学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 青山 忠 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | K21R |
クラス | |||
学科ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | カルボニル基の関係する有機化学を理解する. |
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授業形態及び 授業方法 |
パワーポイントと板書を併用した講義と練習問題 |
履修条件 | 有機化学概論,有機化学I,有機化学IIの内容を理解しておくこと. |
準備学習(予習・ 復習等)の内容 |
この講義は毎回積み上げ式で,前回の内容を踏まえて先へ進める.したがって,講義時には前回までの内容を理解しておくことが必要. |
授業計画
第1回 | 有機化学の基本の復習,有機化学の基本の復習,特に混成軌道,価電子,形式電荷,曲がった矢印,求核と求電子 |
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第2回 | マクマリー有機化学中巻 19・1 アルデヒドとケトンの命名法 から 19・7 ヒドリド試薬とGrignard試薬の求核付加 まで 上記箇所を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと. |
第3回 | マクマリー有機化学中巻 19・8 アミンの求核付加:イミンとエナミンの生成 から 19・10 アルコールの求核付加:アセタールの生成 まで 上記箇所を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと. |
第4回 | マクマリー有機化学中巻 19・11 リンイリドの求核付加:Wittig反応 から 19・13 α,βー不飽和アルデヒドおよびケトンに対する共役求核付加 まで 上記箇所を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと. |
第5回 | マクマリー有機化学中巻 20・1 カルボン酸とニトリルの命名法 から 20・6 カルボン酸の反応:概論 まで 上記箇所を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと. |
第6回 | マクマリー有機化学中巻 20・7 ニトリルの化学 から 21・2 求核アシル置換反応 まで 上記箇所を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと. |
第7回 | マクマリー有機化学中巻 マクマリー有機化学中巻 21・3 カルボン酸の求核アシル置換反応 から 21・5 酸無水物の化学 まで 上記箇所を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと. |
第8回 | マクマリー有機化学中巻 21・6 エステルの化学 から 21・9 ポリアミドとポリエステル:逐次成長ポリマー まで 上記箇所を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと. |
第9回 | 平常試験およびその解説(1) |
第10回 | マクマリー有機化学中巻 22・1 ケトーエノール互変異性 から 22・5 α水素原子の酸性度:エノラートイオンの反応性 まで 上記箇所を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと. |
第11回 | マクマリー有機化学中巻 22・1 ケトーエノール互変異性 から 22・5 α水素原子の酸性度:エノラートイオンの反応性 まで 上記箇所を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと. |
第12回 | マクマリー有機化学中巻 23・1 カルボニル縮合反応:アルドール反応 から 23・6 分子内アルドール反応 まで 上記箇所を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと. |
第13回 | 23・7 Claisen縮合反応 から 23・13 二,三の生体内カルボニル縮合反応 まで 上記箇所を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと. |
第14回 | 平常試験およびその解説(2) |
第15回 | 授業全体のまとめと振り返り |
その他
教科書 |
John McMurry 『マクマリー有機化学(中)』 東京化学同人 2013年 第8版
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参考書 |
大月穣 『はじめての有機化学』 東京化学同人 2012年 第1版
読んでいけばわかるように書かれています.
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験により評価する. |
質問への対応 | 授業中に積極的にどうぞ. |
研究室又は 連絡先 |
有機合成化学研究室 |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:10 ~ 12:30
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学生への メッセージ |
カルボニルの有機化学は,論理を理解して,一定のやり方をマスターすればできるようになります.それをこの講義を通してマスターしてもらいます. |