2018年 短期大学部 シラバス - 生命・物質化学科
設置情報
科目名 | 定性分析実験 | ||
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設置学科 | 生命・物質化学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 萩原・赤澤・髙田 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜3・4・5 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | K33A |
クラス | |||
学科ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | ①溶液の調製および溶液の様々な濃度の計算ができる。②ろ過やガスバーナーでの加熱など実験上での基本的な操作を身につけることができる。③実験上の事故などを未然に防ぐすべを身につけることができる。④定性分析の手法を通じて得られた結果を正確に判断し、考察する力を養うことができる。⑤得られたデータを簡潔にレポートにまとめることができる。⑥実験結果をもとに未知試料について正しい手順で正確に分析することができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
各課題の実験前に実験講義を行う。講義内容を把握したうえで、各自が予習ノートを作成し予習を行う。予習ノートに沿って実験を行い結果を実験ノートに記録する。平常試験では、予習による知識と実験結果をもとに未知試料に対して分析操作を行い、その分析結果などを評価する。実験ノート及びレポートも評価対象とする。 |
履修条件 | 分析化学・無機化学概論もあわせて履修すること。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容 |
配付されたテキストをよく読み、実験講義を受講すること。実験当日までに該当の実験に対する手順書をフローシートにより簡潔にまとめること。実験当日は安全に気を配るために、使用する予定の試薬を製品安全データシート(MSDS)などを通じて事前に調べておくこと。実験終了後、記載した結果や考察をまとめてレポートとして提出すること。レポート作成に当たり、共同実験者とのディスカッションを行い、不明な点は必要に応じて指導者に質問し、内容をよく理解したうえでレポートを提出すること。 |
授業計画
第1回 | テキスト配付、定性分析実験概論講義、実験を安全に行うために諸注意 実験講義①(溶液の濃度、沈殿の生成) 実験台割り当て、実験器具の割り当ておよび洗浄 |
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第2回 | 実験① 簡単なガラス細工、炎色反応、溶液の濃度実験、沈殿の生成実験 |
第3回 | 実験講義② I, II族陽イオンの定性分析実験 |
第4回 | 実験② I族陽イオンの定性分析実験 |
第5回 | 実験③ I族陽イオンの定性分析実験 |
第6回 | 平常試験およびその解説① I,II族陽イオンを含む未知試料の定性分析 |
第7回 | 実験講義③ III, IV族陽イオンの定性分析実験 |
第8回 | 実験④ III族陽イオンの定性分析実験 |
第9回 | 実験⑤ IV族陽イオンの定性分析実験 |
第10回 | 平常試験およびその解説② III,IV族陽イオンを含む未知試料の定性分析 |
第11回 | 実験講義④ V, VI族陽イオンの定性分析実験 |
第12回 | 実験⑥ V族陽イオンの定性分析実験 |
第13回 | 実験⑦ VI族陽イオンの定性分析実験 |
第14回 | 平常試験およびその解説③ V,VI族陽イオンを含む未知試料の定性分析 |
第15回 | 平常試験およびその解説④ 金属陽イオンを含む未知試料の定性分析 |
その他
教科書 |
1日目にテキストを配布する
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
実験レポート(60%), 未知試料試験(20%), 授業への取り組み状況(20%) 出席が総授業時間数の3/5に満たない場合は成績を評価しない |
質問への対応 | 随時質問に対応する |
研究室又は 連絡先 |
萩原俊紀: hagiwara.toshiki@nihon-u.ac.jp 髙田昌子: takada.masako@nihon-u.ac.jp 赤澤寛行: akazawa.hiroyuki@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 船橋 12:10 ~ 13:20 萩原俊紀(8号館837室)
木曜 船橋 12:10 ~ 13:20 髙田昌子(8号館836号室)
月曜 船橋 12:10 ~ 13:20 赤澤寛行(8号館835A室)
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学生への メッセージ |
安全にそして好奇心をもって実験を行うこと |